『アラジン』続編にウィル・スミスがジーニー役で続投か? ─ ビンタ騒動後のディズニー映画復帰なるか

ディズニーが不朽の名作アニメを実写化した映画『アラジン』(2019)の続編に、ウィル・スミスがジーニー役でカムバックする可能性があるようだ。
記録的な世界興行収入を打ち立てた本作の続編は公開直後から検討されていたもの。2020年2月には、アニメシリーズとは異なるエピソードで新たな脚本家チームを迎えた企画が報じられた。その時点でキャストの復帰については不明だったが、2022年第94回アカデミー賞でスミスがクリス・ロックを平手打ちし、世界に衝撃を与える事件が発生。『アラジン』はファミリー向けの映画であるため、カメラの前で暴力行為に及んだスミスの続編への復帰が不安視された。
しかし、米版The Sunはスミスがジーニー役でカムバックし、前作よりもさらに大きな役どころを演じるようだと報じている。また業界関係者の声として、「この続編はウィルがアカデミー賞後に撮影する最初の映画の一つとなり、子ども向けの映画であることを考えると非常に驚き」と紹介している。
また関係者は、「彼は自分のすべきことに真剣に取り組んでいますし、映画が公開される頃には、すべてが過去の出来事になっているというのが共通の意見です」とも発言。さらに、「1作目が大成功を収めたので、もう1作作らないのは馬鹿げていますし、起こってしまったことのせいでウィルの代わりを配役したら本当に残念です。ですからディズニーは彼の味方をして、彼を再び迎え入れようとしているのです」とも述べたことを伝えている。
続編の脚本は、『アラジン』の原案となった物語、『アラビアン・ナイト』が収録された『千夜一夜物語』の別の物語にインスピレーションを受けているとのこと。2023年末に撮影開始できるよう執筆を進めているそうだ。現時点では、2020年に脚本家として新たに加わった『リアル・スティール』(2011)のジョン・ゲイティンズ、『ストレイト・アウタ・コンプトン』(2015)のアンドレア・バーロフが、今も続編に関わっているのかは不明。
関係者の言葉通り、『アラジン』続編にスミスがジーニー役で復帰となるだろうか。
Source:The Sun