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『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』2021年に米公開延期へ、ハズブロ社CEOが明かす

『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』製作発表会見

『G.I.ジョー』シリーズの最新作、『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』の米国公開が延期される方針であることがわかった。シリーズの権利元である米ハズブロのブライアン・ゴールドナーCEOが明かした。米The Hollywood Reporterが報じている。

シリーズの人気キャラクター、スネークアイズを主人公とする本作は、2020年10月23日に米国公開予定だったが、新型コロナウイルスの影響を受けて2021年に公開延期となる見込み。大都市圏における映画館の営業再開にいまだ見込みが立たないため、現在は米パラマウント・ピクチャーズとの間で詳細を検討中だという。日本でも2020年公開予定と告知されていたため、続報が待たれる。

大手玩具メーカーのハズブロ社も、コロナ禍による甚大な影響を受けている。映画・テレビ部門などを担う傘下企業Entertainment Oneは、第2四半期の収益を32%下落(前年比)させ、映画・テレビの収益は前年の1億6,000万ドルから1億600万ドルに下降。現在、同社はカナダやイギリスで企画を再開しており、アメリカ国内での再開も控えているが、一連のダメージを受け、コンテンツへの現金投資も前年から2億ドルほど減少する見込みだ。

『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』は、日本の古代一族「嵐影」の一員として忍者の道を孤独に歩むスネークアイズの歴史と忠誠が、壮大なアクションとスリルをもって描かれる。出演者は『クレイジー・リッチ!』(2018)のヘンリー・ゴールディングのほか、平岳大、安部春香、小路アンドリュー、『ザ・レイド』シリーズのイコ・ウワイスら。監督は『RED/レッド』(2010)『ダイバージェントNEO』(2015)のロベルト・シュヴェンケ、スタントコーディネーター/アクション監督は谷垣健治。なお本作は、内閣府が初めて実施する「外国映像作品ロケ誘致に関する実証調査」の対象作品で、2020年1~2月には日本国内で大規模なロケ撮影が実施されていた。

新作企画も動いています

Source: The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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