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DC『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット求めるファン、コミコンに向け広告出稿目指す ─ クラウドファンディングで120万円集める

ジャスティス・リーグ
© JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

バットマンやスーパーマン、ワンダーウーマン、アクアマンにフラッシュやサイボーグが集結したDC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)の初期監督であるザック・スナイダー監修版、通称「スナイダー・カット」を求めるファンの活動が根強く続いている。世界最大級のポップカルチャーの祭典であるサンディエゴ・コミコン(Comic-Con International: San Diego、2019年7月18日〜21日)に標準を合わせたクラウドファンディングが成果をあげているのだ。

2017年公開の『ジャスティス・リーグ』は、『マン・オブ・スティール』(2013)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)に引き続き、ザック・スナイダー監督が築き上げたDC映画の荘厳な物語におけるひとつの頂点となり得たところ、監督の愛娘の死を受けて心労のため降板。代わりに『アベンジャーズ』ジョス・ウェドン監督がメガホンを引き継ぎ、一部作風をガラリと変えて完成した。スナイダー版を期待していた多くのファンからは、「ザック・スナイダーが当初構想していたバージョンを観せて欲しい」との声があがっていた。

ジャスティス・リーグ
© JUSTICE LEAGUE and all related characters and elements are trademarks of and © DC Comics. © 2017 Warner Bros. Entertainment Inc. and RatPac-Dune Entertainment LLC. All rights reserved.

サンディエゴ・コミコンを目指せ

公開からおよそ1年半が過ぎた今なお、スナイダー・カットを求めるファンは活動の手をゆるめない。「少しずつ、少なくとも認知されてきたという実感がある。(スナイダー・カットを求める)私達の存在が知られるようになってきた。」米ロサンゼルスのビル・ローランズ氏がオーガナイザーを務める「#ReleaseTheSnyderCut」は、手応えを感じながらこう問うている。「世間は、私達の願望がそのうち消えていくのではないかと思っているのではないか。

そこで彼らが企画したのが、「プロジェクト・コミコン」と題したコミコンへの広告出稿企画だ。「ワーナー・ブラザースや全ての人々に向けて、ついに堂々たる宣言を行う時が来た。私達は決して退かない。想像を超えるほどの力を蓄えている。私達は消えるのではなく、成長している。これを証明すべく、絶対に無視できないほどの大規模なキャンペーンを実行するのである。

「これなら無視されない」として同企画が初めに掲げた目標は、ワーナー・ブラザースがコミコン会場で大規模な発表会を行う前日の正午から午後2時にかけての2時間、「WB #ReleaseTheSnyderCut OF JUSTICE LEAGUE(ワーナー・ブラザースよ、『ジャスティス・リーグ』のスナイダー・カットをリリースせよ)」と掲げた空中広告(アドバルーンや船体広告)を飛行させること。出稿費用の1,070ドルを集めるために、2019年4月28日にクラウドファンディングのGo Fund Meで寄付金を募り始めた。最低必要金額は2,140ドルで、これは集まった金額の半額を自殺予防のためのNPO組織「American Foundation for Suicide Prevention」に寄付するポリシーのためだ。

プロジェクトは好調

この目標金額は、募集開始からわずか1日足らずで達成。次なる目標として設定されたのが、サンディエゴの会場近くに看板広告を掲げるプランだ。「ちょっとお金がかかるけど、もう少し目立つことをやろう」として定められたものだが、こちらの目標金額6,060ドル(NPOへの寄付金含む)も難なく達成される。




さらなる目標として掲げられたのが、ハリウッド最大の業界誌であるThe Hollywood Reporterへの広告出稿。同誌では2019年7月19日にサンディエゴ・コミコンの特集号を刊行予定で、ここに広告を打つわけである。出稿費用は、1/4ページの白黒1,200ドルに始まり、最高プランはフルページのカラー版6,200ドル。NPO団体への寄付金も加えてこの2倍の金額が必要になる。

2019年5月21日時点で、合計11,456ドル(およそ126万円)が寄せられている。既に次の目標も考案されているそうだが、ページでは新たな目標に進むべきか、The Hollywood Reporterの出稿にこだわって上位のプランを狙うべきか、寄付者に尋ねながら計画を進めている様子だ。The Hollywood Reporter出稿への締切は7月13日だというから、まだ時間はある。

サンディエゴ・コミコンの2019年開催は7月18日〜21日。果たして、『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットを求める彼らのメッセージは、コミコンを訪れた来場者や関係者の目に留まるのだろうか。You Can’t Save The World Alone!

スナイダー・カット、実在するかは不明です

Source:GoFundMe

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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