スナイダー・カット、近日何らかの発表 ─ 『ジャスティス・リーグ』脚本家が「約束します」

急展開だ。『ジャスティス・リーグ』幻の「スナイダー・カット」をめぐって、ついに近日中に何かしらの発表があるとの予告がなされた。『ジャスティス・リーグ』脚本家のクリス・テリオが米Uproxxにて宣言した。
この度クリス・テリオが受けたインタビューは、同じく脚本を手掛けた『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』のためのもの。Uproxxの記者は取材の最後に、『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カットについての話題を持ち出している。するとテリオは、以下のように述べたのだ。
「えっとね、今はまだ言えないんですけど、本作(=『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』)の後のある時点で、ある事をお話すると約束しましょう。」
これに対して記者が「今後、話したいことが山程ありそうですね」と返すと、テリオは「はい、そうなんですよ。本当にそうなんですよ」と期待高まる返答も見せている。長らく待望されたスナイダー・カットが、いよいよ動き出すということなのかもしれない。
DC映画『ジャスティス・リーグ』のスナイダー・カットとは、製作を途中降板したザック・スナイダー監督が本来意図していたとされる編集版のこと。『ジャスティス・リーグ』米公開2周年となった2019年11月17日には、ワンダーウーマン/ダイアナ・プリンス役のガル・ガドット、バットマン/ブルース・ウェイン役のベン・アフレックらがTwitter上で「#ReleaseTheSnyderCut(スナイダーカットを公開せよ)」のメッセージを発信。ザック・スナイダーもこれに「間違いない」と同調する動きを見せていた。
アクアマン/アーサー・カリー役のジェイソン・モモアも「スナイダー・カット」の映像を「観た」と明かしており、スーパーマン/クラーク・ケント役のヘンリー・カヴィルも「(『ジャスティス・リーグ』の)映像を繋ぎ合わせたものがあるらしいということは知っています」と証言。先日は、ついにザック・スナイダー本人が「本当なのか?存在するのか?もちろん、あります」とのメッセージと共に、「DIRECTORS CUT(ディレクターズ・カット)」と刻まれた本作のフィルム缶の写真を公開するに至っていた。
このように、スナイダー・カットを求めるファンの声はかねてより熱を帯びていたが、ここ数週間にわたって出演者や関係者らが続々と言及するなど、機運が高まっていたものだ。いよいよ、なのかもしれない。
Source:Uproxx