『ジャスティス・リーグ』スナイダー・カット、『アベンジャーズ/エンドゲーム』超えのVFXショット数 ─ 破格のスケール、最終予告編も準備中

DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)をザック・スナイダー監督のビジョンに基づいて再創作する、“スナイダー・カット”こと「ザック・スナイダーズ・ジャスティス・リーグ(原題:Zack Snyder’s Justice League)」が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)をしのぐVFXショット数であることがわかった。
米Beyond The Trailerにて、スナイダー監督は本作のVFXショット数が2,800近いことを明かし、VFX作業が90%ほど完了していることを認めた。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は約2,500のVFXショットを含むため、約300の違いがある。『アベンジャーズ/エンドゲーム』は3時間、スナイダー・カットは計4時間(1話あたり1時間の全4話構成)という上映時間の差があるため、時間あたりのショット数は前者に軍配が上がるものの、もはや作品のスケール面はスナイダー・カットのほうが明らかに大きくなった。スナイダーはVFXチームに「素晴らしい仕事ぶり。毎日懸命に作業してくれています」と賛辞を送っている。
完成が近づいているスナイダー・カットについて、以前のコメント通り、監督は2021年3月の米国配信を目指していることを強調。今後数週間~一ヶ月のうちに計画されていることが多く、「みなさんに予定を空けてもらえるようになる」とも述べられているあたり、リリース計画の告知もそう遠くなさそうだ。「大きなテレビを買うとか、仕事の休みを取るとか、やるべきことがわかります。数日間は家にいて、本腰を入れて何回も見返すことになるでしょう。準備の時間はありますよ」。
ちなみにスナイダー監督によると、配信に先がけては最終予告編の公開も予定されているとのこと。「誰もが大興奮する、我を失う」出来栄えになっているというから、まずはこちらの到着を楽しみに待とう。
Source: Beyond The Trailer