ザック・スナイダー、「ホットなレズビアン・アクション映画」を『アーミー・オブ・ザ・デッド』ヘリパイロット役と企画中

Netflix映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』(2021)でザック・スナイダー監督と協業したティグ・ノタロが、スナイダーと再タッグを組んで「ホットなレズビアン・アクション」映画『Deviants(原題)』を企画中だと明かした。
『アーミー・オブ・ザ・デッド』でノタロは、性的違法行為疑惑で降板したクリス・デリアの代役として、ヘリコプター・パイロットのマリアンヌ・ピーターズ役を印象的に演じた。
ポッドキャスト番組「On with Kara Swisher」に出演したノタロは、同作で演じたキャラクターが話題になったことに触れ、スナイダーに「ストレートの男性、ゲイの男性、ゲイの女性、そしてストレートの女性から、この映画での私がセクシーだって言われている」と伝えたという。
そのうえでノタロが、「いっそ思い切ってやってみたらどうでしょうか?みんなが魅力的なレズビアンならどうでしょう?」とアイデアを出すと、監督は「最高じゃないか。その映画を作ろう」と答えたと振り返っている。
さらにノタロは、「どうなるかは分かりません。ハリウッドの企画ですからね。今は脚本をまとめている段階です。ポスターには映画のタイトルがあって、その下に“ホット・レズビアン・アクション”というフレーズがあるのを想像してみてください。Zoomで彼に、そのアイデアで口説き落としました」と説明。「今のところ、この映画は『Deviants』というタイトルで、古き時代を舞台に、closeted(=性自認を公表していない)アウトサイダーたちが登場します」と付け加えた。
スタンダップコメディアン出身で、「スター・トレック:ディスカバリー」や『ライフ・ウィズ・ミュージック』(2021)などに出演のノタロは自身がレズビアンであることを公表。「ワン・ミシシッピ ~ママの生きた道、ワタシの生きる道~」(2015-2017)では企画・主演・製作総指揮を務めるなど、クリエイターとしても活躍している。
スナイダーは、『マン・オブ・スティール』(2013)をはじめとするDC映画のほか、Netflix映画『REBEL MOON』シリーズなど数多くの大作映画でメガホンをとってきた。監督は、重厚でダークな世界観をスタイリッシュに映像化することで知られる一方、『エンジェル・ウォーズ』(2011)では美少女5人を主人公にした痛快ファンタジー・バトル・アクション映画を手がけている。振り幅の広いスナイダーがノタロとともに、どんな「ホットなレズビアン・アクション」映画を生み出すのか期待が高まる。
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Source:On with Kara Swisher
























