ザック・スナイダー、ジェームズ・ガン版『スーパーマン』を「早く観に行くつもり」 ─ ふたりは仲良し、「リック・アンド・モーティ」でノリノリ共演

かつてDCユニバースを主導した映画監督ザック・スナイダーは、新DCユニバースの映画第1弾『スーパーマン』を楽しみにしているようだ。
ジェームズ・ガン監督『スーパーマン』の公開に先がけ、2025年7月8日に米Varietyが実施したインタビューにて、スナイダーは“なるべく早く”映画館に足を運ぶ意向を明かしていた。
「今週末(公開週末)は観に行けないと思うんです。馬術競技会があって、子どもたちが馬に乗るので。だけど、それが終わったらすぐに観に行こうと思っていますよ。」
スナイダーは『マン・オブ・スティール』(2023)でヘンリー・カヴィルをスーパーマン役に起用し、その後も『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)や『ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット』(2021)などで自身のスーパーマン像を映画にしてきた。
家族の不幸をきっかけに旧DCユニバースを退いたスナイダーだが、その構想を愛してやまないファンは現在も少なくない。それゆえ新ユニバースを担うガンのファンと、スナイダーのファンは互いにしばしば対立しており、ガン自身も過激なスナイダーファンの言動には毅然と対応してきた。
もっとも、本人たち同士の関係性はいたって良好だ。スナイダーはガンに応援のメールを送り、協力的な姿勢を示していたとのこと。『スーパーマン』の製作にあたっては、スーパーマンの赤いパンツについて、ガンがスナイダーに直接相談したエピソードも明かされている。
『スーパーマン』公開直前の7月6日(米国時間)には、人気アニメシリーズ「リック・アンド・モーティ」シーズン8第7話「フィクションよりリック的」にガン&スナイダーがゲスト出演。このエピソードでは、ガンが人気フランチャイズを台無しにした悪役(!)として本人役で登場し、スナイダーはワーナー・ブラザースのカフェでガンと出くわす。
お互いに「リック・アンド・モーティ」のファンだったというガン&スナイダーは出演を快諾し、ノリノリでブラックジョークを飛ばしている。スナイダーは「君の『スーパーマン』を見たよ。秘密のコツがあるんだ。パンチを放ったらだんだんスローにして……」と自らをネタにするセリフも演じた。
なお、以前オンラインで話題となったガン&スナイダーの2ショット写真は「リック・アンド・モーティ」のレコーディングを終えた直後に撮られたものだったそう。幸い、誰も「リック・アンド・モーティ」の収録で両者が顔を合わせていたとは気づかなかったのだ。
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映画『スーパーマン』は公開中。週末は終わったけれど、すでにスナイダーは映画館を訪れたのだろうか?