マイケル・ベイ『ソングバード』特報映像&場面写真が公開 ─ 人々が接触を禁止された世界描くパンデミック・スリラー

“ハリウッドの破壊王”ことマイケル・ベイがプロデュースした戦慄のパンデミック・スリラー『ソングバード』が、2022年10月7日(金)より日本公開されることが決定した。この度、本作の特報映像と場面写真が到着している。
新型コロナウイルス(COVID-19)が猛威を振るう中、逆境を逆手に取り、リアルな緊迫感を伴った都市空間。外出制限の真っ只中のアメリカ・ロサンゼルスで撮影されたのが、『アルマゲドン』(1998)や『トランスフォーマー』シリーズなどで知られるマイケル・ベイが製作を務めた本作だ。
『ソングバード』は、アダム・メイソン監督からの「我々が正に経験している事を、いま映画にしましょう」という提案に、「いいアイディアだ!やってみよう」とベイが即答し撮影が行われた。未曾有のパンデミックの真っ最中に、現在の状況がさらに悪化した未来を描くスリリングな試み。ロックダウン後、一番最初に撮影されたハリウッド作品である本作は、2020年7月、ロックダウン下のロサンゼルスで、Frame.ioという新システムを用い、iPhone、GoPro、監視用カメラを多用した映像を、撮影現場にいなくともリアルタイムで共有することに成功。これにより、制限の多い手探り状態のパンデミック下での撮影にも関わらず、スケール感は失われずに撮影を終えることが出来たのだ。
この映画は、決して非現実的な想像の産物ではない。今の時代のすぐ身近にある、コロナ禍の近未来への警鐘と、自由に向けた可能性の模索。閉塞した終わりが見えない世の中で、“生きる”ための希望の光を探すエンタテインメント作品。
公開された特報映像では、銃を向けられた男が「僕は免疫者だ」 と手を掲げる衝撃的なシーンから始まる。パンデミックにより街はロックダウンされ、愛する人との接触さえも禁止された世界の様子が映し出される。恋人の感染が疑われ、隔離施設への収監を余儀なくされそうになる中、彼女を救う唯一の方法を求め組織に抗う姿や激しいガンアクションが切り取られている。
一方の場面写真では、無機質な街の様子と防護服やマスクを身に着けた物々しい人々の姿が切り取られ、ダークな世界観が伝わってくる。
映画『ソングバード』は、2022年10月7日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。