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『スパイダーマン』3作目にNetflix版デアデビル登場の可能性、チャーリー・コックスが否定 ─ 「もし本当でも、他の俳優でしょう」

チャーリー・コックス
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35794958200/

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』続編となるシリーズ第3作にデアデビル/マット・マードックが弁護士として登場するとの噂が囁かれてきた。未だ憶測の域を出ないこの説について、Netflix製作の単独ドラマシリーズで同役を演じたチャーリー・コックスが米Comicbookにて言及している。

元々、ファンの間で囁かれていたこの噂が拡大した発端は、2020年3月中旬、ポッドキャスト番組FatManBeyondに登場した映画監督・俳優のケヴィン・スミスの発言。発信源不明のなか、『スパイダーマン』第3作に、デアデビルが弁護士として登場すること、そして、それを演じるのがコックスであることをケヴィンは言及したのだ。以降、ケヴィンのこの発言を取り上げた複数の海外メディアの報道により、噂は拡散したものと見られる。こうした中、コックスは「噂を耳にしたことはないですけど、間違いなく僕のデアデビルではない」と再演の可能性を否定。「もしそれが本当でも、僕ではなく他の俳優でしょう」と新デアデビル役の登場を示唆した。

このように述べるコックスは、マーベル・スタジオでの「デアデビル」リメイク版については「間違いなくもう一度見ることになる」との見解を示している。「(Netflixドラマに出ていた)キャスト全員がまた集結する可能性が低いことを考えれば、マーベルにとって一番確実なのは、もう一度新たなチームを作って一からやり直すことじゃないでしょうか。」

2019年、Netflixは、「デアデビル」(2015-2018)のほか「Marvel パニッシャー」(2017-2019)など、マーベル・コミック原作のオリジナルドラマシリーズ全ての終了を前触れもなく発表。その後もシリーズ継続を望むファンにより大規模な署名活動が展開されたものの、念願叶わず、同シリーズは正式に幕を閉じた。シーズン4製作の可能性について訊かれたコックスは「そういう風には思えません。なんでそういう風に思っているかも分からないんですが」と返答。「信じる理由がないんです。皮肉なことですけど、もう一度演じたいと思う自分を守るためにもそういう(製作されない)ように感じているのかもしれません。」

自身もシリーズ終了の知らせにショックを受けたと語っていたコックスは、「マーベル映画のいちファンとして、ちょっとしたもの(クロスオーバー)のあれこれが好きでした。僕たちはNetflixにいたから、法的な理由であまり色々出来なかったんです。なんでですかね」と当時を振り返っている。

仮に『スパイダーマン』第3作にデアデビルが登場した場合、どのような展開になるのだろうか?コックス本人は、ドラマ版のようにデアデビルがヘルズ・キッチン地区で戦うだけのようなものにはならないと考えているようだ。「ジェシカ(・ジョーンズ)やマットが密かに登場したり、それかマットが弁護士としてピーターに助言を与えるというアイディアはとても好きです。」現時点での再登場を否定しているコックス自身も、再演自体は望んでいる様子。「あのキャラクターを演じることが出来てとても感謝しています。もちろん、演じ続けたいですよ。ぜひ参加したいです」と意欲を口にした。

Source: Comicbook(1,2),Kevin Smith

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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