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トム・ホランド、スパイダーマンファンの少年の夢を叶える ─「どんな子供でもスパイダーマンになれるよ」

https://youtu.be/p48D2NqM9KE

スパイダーマン/ピーター・パーカーが大好きな韓国出身の少年、ソン・ハラントム・ホランドの前で手紙を英語で読み上げると……?ふたりの微笑ましい会話を捉えた動画が話題だ。

この度の企画は、韓国の人気YouTubeバラエティ・チャンネル、「ODG」にて行われたもの。話題を呼んでいる動画は、2020年12月の映像から始まる。「一番好きなものは?」と聞かれたハランくんは、「スパイダーマン」と満面の笑みで答える。スパイダーマンが実在すると信じる少年。「彼はどこに住んでいるの?」と聞かれると、「アメリカ」と答えるのだった。

それから1年の時が経ち、スパイダーマンファンのハランくんが呼び出される。「スパイダーマンといつの日か会うことが出来たら、どんなことを話したい?」「たくさんあります」「でも、スパイダーマンは韓国語ができないでしょう?」「はい」「だから今日は、ハランくんの想いを言葉にして彼に伝えるため、英語を勉強しよう」「え?勉強?」「今日は先生を連れてきたよ」。こうして、9歳の少年ハランくんは、スパイダーマンに愛と感謝の気持ちを伝えるため、英語を勉強することになったのだ。

まさかの展開に戸惑いを隠せない様子のハランくん。そこに現れたのは同い年の少女、ノ・ユンソ。海外経験はないようだが、英語系の幼稚園を卒業しており、英語系の学校に在学中だ。ところがユンソ先生は、スパイダーマンについては名前を聞いたことがある程度で、あまり詳しくは知らないのだという。そこでハランくんが、スパイダーマンについて簡単に説明することに。「最初は普通の人間だったけど、蜘蛛に噛まれてスパイダーマンになったんだ」。

ハランくんは、スパイダーマンについてユンソ先生にさらに詳しく説明していくが、トニー・スターク/アイアンマンが死んだことをさらっと口にしてしまう。その言葉に対して、ユンソ先生は少し驚いた表情を浮かべる。トム・ホランドばりのネタバレをかましてしまったことについて謝るのかと思いきや、ハランくんは「安心して、現実ではなくて映画でのことだから。勘違いしないでね」と返す。スパイダーマンのウェブシューターが気になる先生に対して、ハランくんはスパイダーマンのコスチュームに着替えて動きを再現していく。

スパイダーマンの説明も終わり、勉強の時間がやってきた。それは、ハランくんがスパイダーマンに質問したいことを韓国語で言って、ユンソ先生が英語にして返すというもの。それを何回か繰り返したあと、チャンネルのスタッフから、「じゃあ、これからスパイダーマンと会いましょう」と告げられる。突然のことに表情が固まってしまったハランくん。「え、どうやって?」。

30分後、ハランくんが本物のスパイダーマンとビデオ通話することになった。今度は英語通訳の先生が隣に座って、ハランくんをサポートすることに。夢の対面に緊張するハランくんは、スパイダーマンとの通話が始まる前に、自分が想いを込めて書いた手紙を、先生と一緒に読みながら練習を重ねる。そして、その想いを告げるときがきた。

ビデオ通話がつながった途端、「わぁ」とハランくんが思わず反応。それもそのはず、トム・ホランドとゼンデイヤが本当に目の前に現れたのだから。緊張するなか、ハランくんがピーター・パーカー/スパイダーマンへの手紙を読み上げていく。

「親愛なるピーター・パーカーへ。こんにちはスパイダーマン、僕は韓国出身でスパイダーマンファンのハラン・ソンです。スパイダーマン、ピーター・パーカーさんに本当に会いたいです。アベンジャーズについて一緒に話がしたいです。アベンジャーズのなかでスパイダーマンが一番好きです。ハロウィンにはスパイダーマンのコスチュームを毎年着ていますし、スパイダーマンのブランケットをかけて毎日寝ています。」

ハランくんが想いを告げていく姿を、温かく見守るホランドとゼンデイヤ。スパイダーマンのブランケットをかけながら寝る写真を見せたところ、ホランドもまたスパイダーマンのブランケットを持っていることを明かした。そしてハランくんは手紙の続きを読み上げていく。

「Covid-19のパンデミックが終了したら、どうか韓国に来て僕と会ってください。それまで僕は一生懸命に英語を勉強します。幸せを願っています。スーパーヒーローのスパイダーマンへたくさんの愛をこめて。ハラン・ソン。P.S.サインをもらえませんか?」

ハランくんによるたくさんの愛が詰まった手紙に対して、ホランドによる優しさ全開の言葉が返ってきた。「まず君の英語はすでに素晴らしい。本当にありがとう。韓国で絶対に会いたいし、サイン入りの写真か何かを送ることはできるはず。それは間違いなく実現できると思うよ」。

緊張して上手く話せないというハランくんに、「大丈夫だよ!気にすることないって!」とホランド。ゼンデイヤもまた、「私たちだっていつも緊張しているから。この前もトークショーがあったんだけど、吐きそうだったよ。だから、心配しないで」と少年を励ます。そこからハランくんの代わりに通訳の先生が質問していく。「どうやってスパイダーウェブを放っているのですか?」。ホランドは「ウェブシューターという手首につける道具があるんだ」と真摯に答えた。

MJ役のゼンデイヤには、「スパイダーマンの友達であり、ピーター・パーカーの友達でもあるわけですが、彼と一緒にいることはどんな感じなのでしょうか?」という質問を投げかけ、「最悪」と返すゼンデイヤ。もちろんこれはゼンデイヤのジョークで、「嘘、彼は素晴らしいよ。スパイダーマンはどんなときでも最高の友人で、彼はいつもみんなの安全を気にかけていて、自分よりみんなのことを優先しているんだよ」と続けている。とはいえ、スパイダーマンの友達であることで困ることもあるようだ。「どこにでもスウィングされるから、高さが好きじゃないと面白くないよ(笑)」。

ハランくんからの最後の質問は、「アベンジャーズになるには、どれだけのトレーニングが必要なのでしょうか?」というもの。ホランドが答える前に、「そもそもスパイダーマンになるためにトレーニングしたの?それともリクルートされたの?」とゼンデイヤ。ホランドはアベンジャーズにリクルートされたとしながら、 「どんな子供でもスパイダーマンになれるし、誰でもアベンジャーズになれるよ」と、世界中の少年に夢と希望を与える。さすがスパイダーマンだ。

そして、お別れの挨拶をしなければならないときが来てしまった。「もっとスパイダーマン映画を撮って欲しい」と切実な想いを語るハランくんに、ホランドは「本当にありがとう。ベストを尽くすよ」と真摯に答える。そして最後にはホランドが、「カムサハムニダ」と韓国語で感謝の言葉を告げるのだった。

「これは夢じゃないよね?」と自分の頬をつねるホランくん。9年間生きてきて最も幸せな一日だったとしながらも、あまりにも緊張して上手く話せなかったという。そこでホランくんはカメラの前で最後に、「アメリカに行ったらぜひ会ってください」と話し、再び夢と疑いながら頬をつねるのだった。「お母さん、これは夢じゃないよね?」「お父さんにも早く教えてあげないと」。

ちなみに後日、トム・ホランドはポスターにサインを書いて、ホランくんのもとに実際に送ったようだ。こうしてトム・ホランドことスパイダーマンはひとりの少年の夢を叶えたのである。

Writer

Minami
Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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