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『スパイダーマン:ホームカミング』3人目のヴィラン・ティンカラーの姿が公開される

映画『スパイダーマン:ホームカミング』に登場する“3人目のヴィラン”ティンカラーの姿が、イギリスの雑誌エンパイアの最新号で公開された。アメリカのファンメディア「COMICBOOKMOVIE.com」は、その写真をいち早く取り上げている。

https://www.comicbookmovie.com/spider-man/homecoming/spider-man-homecoming-first-look-at-michael-chernus-as-the-tinkerer-revealed-a151125 スクリーンショット
https://www.comicbookmovie.com/spider-man/homecoming/spider-man-homecoming-first-look-at-michael-chernus-as-the-tinkerer-revealed-a151125 スクリーンショット

『スパイダーマン:ホームカミング』でティンカラー役を演じるのは、Netflixドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』などに出演するマイケル・チャーナス。今回公開された写真も、その愛嬌のあるビジュアルが印象的な一枚だ。

本作にティンカラーが登場することが明かされた際には、当初“トニー・スタークと敵対する科学者”だと説明されていたが、その後、そもそもメイン・ヴィランのエイドリアン・トゥームス/ヴァルチャーがトニーに深い恨みを抱く人物であることが判明している。ヴァルチャー率いるヴィラン・チームは、マーベルヒーローたちが戦いを繰り広げた場所などから道具や技術を盗んで武器を開発するという。ティンカラーはチームの一員として武器の開発に貢献する存在となるようだ。その背景や設定については、こちらの記事こちらの記事に詳しいので、ぜひご一読いただきたい。

『ホームカミング』でプロデューサーを務めるエリック・キャロル氏は、ヴィラン・チームやティンカラーの存在にこう言及している。

「彼(ヴァルチャー)は絶体絶命です。だから荷物を満載したトラック一台で、彼とそのチームは、ティンカラーという人物の助けを得て特殊な技術を盗みはじめるんですよ。チタウリ、ダークエルフ、そしてスタークが作ったものを組み合わせて、闇市場に売り飛ばします」

どうやらティンカラーは、トゥームス/ヴァルチャーが経営する(そしてトニーの手で窮地に陥るはめになる)清掃会社の従業員ではないらしい。では、彼はどんな背景を持ち、どんな経緯でヴィラン・チームの一員になるのだろうか? そういえばトゥームス/ヴァルチャーを演じるマイケル・キートンは、以前「僕は(ヴァルチャーと)ティンカラーの関係が大好き。すばらしいよ、とても愉快だ。ふざけてるし、スゴく面白い背景がある」と話していた。

映画『スパイダーマン:ホームカミング』は2017年8月11日公開。スパイダーマンの活躍はもちろん、“普通の男たち”が突然ヴィランに変貌してしまう、その恐怖とユーモアに期待しよう。

Source: https://www.comicbookmovie.com/spider-man/homecoming/spider-man-homecoming-first-look-at-michael-chernus-as-the-tinkerer-revealed-a151125
Eyecatch Image: https://www.comicbookmovie.com/spider-man/homecoming/spider-man-homecoming-first-look-at-michael-chernus-as-the-tinkerer-revealed-a151125 スクリーンショット

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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