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スパイク・リー、マーベル映画に意欲「恵まれれば考える」 ─ 『スパイダーマン』スピンオフへの関与否定から2年

スパイク・リー
Photo by Georges Biard https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Spike_Lee_Cannes_2018.jpg Remixed by THE RIVER

『ドゥ・ザ・ライト・シング』(1989)『ブラック・クランズマン』(2018)などで知られる映画監督スパイク・リーが、マーベル作品への参戦に今も意欲を見せている。リー監督といえば以前、「スパイダーマン」のスピンオフ映画『ナイトウォッチ(仮題)』の監督への就任報道が出された時に関与を否定していたが…。

これまで、黒人コミュニティに身を置く立場から、社会性に鋭く切り込んだ作品を世に送り続けてきたリー監督。恋愛・コメディ・伝記・ドキュメンタリーと、その扱うジャンルは多岐にわたる。そんな多才なリー監督にとって、いわば未開拓の領域であるのが、スーパーヒーロー作品だ。リー監督本人は、この事実にどのような心境を抱いているのだろうか。

このたび米Entertainment Weeklyのインタビューに登場したリー監督は、マーベル映画の作品作りに対して否定的な声が一部のフィルムメーカーの間で挙げられている現状を踏まえた上で、ヒーロー映画への参戦を聞かれたところ、「僕はマーベルに何の反感も持っていないです」と返答。「『スパイダーマン』を読んで育ちましたから」と話している。

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そんなリー監督、2018年3月当時に企画されていた「スパイダーマン」シリーズのスピンオフ『ナイトウォッチ』映画の監督として、就任する可能性が伝えられていた。しかし、のちにリー監督本人は関与を否定。残念ながら、実現することはなかった。

それから、約2年以上が経過した現在、リー監督は今でもスーパーヒーロー映画への意欲を滲ませている。「もしふさわしい機会に恵まれれば、これはキャンペーンとかじゃないですけど、検討はしますよ」と話しているのだ。話しぶりから、現状マーベル・スタジオからのオファー等は届いていない模様。もっとも、新作を出す度に斬新なストーリーテリングで観客を魅了するリー監督のことだから、両者が望む限り、その機会はいつか訪れると考えても不思議ではない。

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Source: Entertainment Weekly

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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