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トム・ホランド、『スパイダーマン3』撮影で歩き方を指摘される ─ 理由は『アンチャーテッド』?

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム バリ 記者会見 トム・ホランド
©THE RIVER

マーベル・シネマティック・ユニバース版『スパイダーマン』第3作(タイトル未定)で主演を務めるトム・ホランドが、同作の撮影開始後に「歩き方」を指摘されたと言っている。なんでだ…?

『スパイダーマン』第3作は、2020年10月頃より撮影が進行中。シリーズ3作目とだけあり、ピーター・パーカー/スパイダーマン役での撮影もお手のものかと思いきや、参加直後は苦戦していたのだという。そのきっかけは、もう1つの主演作『アンチャーテッド(原題:Uncharted)』にあった。

Screen Daily誌のインタビューに登場したトムは、「建物に歩いて入るシーンの撮影をやっていた時なんですけど…」と、撮影現場で交わされた当時のやりとりを打ち明けた。以下のように続けている。

「(第3作で)僕の背後から迫ってくるようなイカしたショットがあるんです。(プロデューサーの)エイミー・パスカルが僕を脇へ呼び出して、こう言ったんですよ。“なんでそんな歩き方をしてるの?男性のように歩いてるけど、君は少年のように歩かなきゃ”って。それで、僕もモニターを確認したら、ふんぞり返って自信満々で歩いてるんですよ。(監督の)ジョン・ワッツも“大丈夫、これネイサン・ドレイクでしょ。彼を追い出して、ピーター・パーカーを取り戻すぞ”って感じでした。」

トムの歩き方の異変に気づいたワッツ監督が言った“ネイサン・ドレイク”というのは、映画『アンチャーテッド』でトムが演じるキャラクターの名前。トレジャーハンターであるネイサンの若き日をトムは演じている。実はトム、ドイツで行われた『アンチャーテッド』撮影終了後に、そのまま『スパイダーマン』第3作の撮影地へ直行していたのだ。直前まで演じていたネイサンの癖が抜けきれていなかったのだろう。

別のインタビューの場でトムは、ネイサンを演じることについて「ピーター・パーカーは自分を演じている気分だけれど、ネイサン・ドレイクは自分とは全く違う別の誰かを演じているみたい」とも話していた。そんなネイサンを「思ったより大変」な役とトムは語っているから、より意識的な役作りを行ったに違いない。その結果、間を置くことなく挑んだ『スパイダーマン』の撮影で、ネイサンらしさを無意識に出してしまったのだろう。一生懸命やっていたのだから、やむなしだ。

『アンチャーテッド』では激しめアクションに期待

Source: Screen Daily, Vanity Fair

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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