スパイダーマンとデアデビルが初共演、「スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド」で夢の顔合わせ実現「お兄ちゃんと弟みたい」

『スパイダーマン』の完全新作アニメシリーズ「スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド」が2025年1月29日よりディズニープラスにスイングする。この物語はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の別ユニバースでの高校生ピーター・パーカーを主人公に、スパイダーマンとしての奮闘記を描くアニメ作品だ。
作中にはスパイダーマンのみでなく、お馴染みのマーベル・ヒーローやヴィランたちが多数登場。中でも注目を集めているのが、同じくニューヨークを拠点に活動するクライムファイター、デアデビルだ。実写ドラマ版で同役を演じるチャーリー・コックスが声を演じる。
スパイダーマンとデアデビルはコミックではしばしばタッグを組む同郷コンビ。これまで実写作品では、両者の作品が別のスタジオで制作されていた都合で、本格共演の機会が待たれている状況だった。
「今回のスパイダーマンは駆け出しみたいな感じで、デアデビルはもっと経験豊富で、もうちょっとベテランだということで、ピーターがまだ尋ねてもいない疑問の問いをデアデビルがすでに持っているだろうという事実がすごく面白い」と、「フレンドリー・ネイバーフッド」ショウランナーのジェフ・トランメルは米ScreenRantにてこのコンビに注目する。「あの二人は、お兄ちゃんと弟って感じですよね。とても楽しいと思います」。

“弟分”スパイダーマンといえば軽口を叩くおしゃべりなヒーローで、対するデアデビルは昼間は弁護士として働く聡明な社会人ヒーローだ。トランメルは、二人のダイナミクスには探索すべき領域が大きく広がっていると見る。「あのキャラクターのコメディ的な部分にももう少し掘り下げられたらと思います。彼にもう少しボケさせたりとかしたら、超楽しいと思う。それから、ピーターがデアデビルのような相手に対して自分を試す姿を描くのも、とても意義深いと思います」。
MCU実写映画作品でデアビルは、チャーリー・コックスとして『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)で初スクリーン登場を果たした。この時は弁護士マット・マードックとしての登場で、素顔のピーター・パーカーに法的助言を行う役割だった。つまり、互いにコスチュームを身に纏ったスパイダーマンとデアデビルとしての共演は、「フレンドリー・ネイバーフッド」が初ということになる。「マーベル・スタジオとして、ピーター・パーカーとマット・マードックとしてではなく、スパイダーマンとデアデビルとして初めて顔を合わせるというのは本当に素晴らしい機会。ファンの皆さんにも楽しんでもらえたらと思います」と、トランメルは楽しい見所を紹介した。

「スパイダーマン:フレンドリー・ネイバーフッド」はディズニープラスにて2025年1月29日(水)より独占配信。すでにシーズン3までの更新が予定されている。
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Source:ScreenRant