Menu
(0)

Search

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』日本公開までネタバレを回避するためのテクニック集

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
©2021 CTMG. © & ™ 2021 MARVEL. All Rights Reserved.

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の日本公開日が2022年1月7日に決定したことで、一部のファンは戦々恐々としている。米公開が2021年12月17日なので、日本公開は3週間の遅れとなるのだ。

おそらくは少なからぬサプライズが飛び出しそうな『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』だが、事前にネタバレを踏んでしまってはせっかくの楽しみも半減。ゆえに日本のファンは、少なくとも3週間はネタバレを回避しながら日々を過ごさなければいけない。

しかし現代のネット社会、どれだけ当人が心がけていたって、ネタバレ情報はまさに蜘蛛の巣に引っかかるようにキャッチされてしまうもの。主にネタバレ情報が流れてきやすいのは、TwitterやInstagramといったSNSや、YouTubeのサムネイルだ。

デジタルデトックスを兼ねて、3週間くらいならこれらの利用を中断しても構わないはず。しかし様々な事情から、そういうわけにはいかないといった場合がほとんどだろう。特に年末年始は、オンラインの仲間たちと行く年くる年を祝いたいタイミングもあるはず。そこで今回は、ネタバレ追突事故を防ぐための、もっと現実的な手法を検討してみよう。

※ここで紹介する施策はネタバレ遭遇を完全に防ぐことを保証するものではございません。

Twitterは徹底対策

キーワードをミュートする

Twitterでは、見たくないキーワードやハッシュタグをミュートすることができる。ミュート設定を行えば、ネタバレの危険性のあるツイートに遭遇しにくくなる。

方法は、サイドナビゲーションメニュー「設定とプライバシー」から、「プライバシーとセキュリティー」「ミュートとブロック」「ミュートするキーワード」に進む。「+」マークのアイコンから、希望のキーワードを入力しよう。

画面上部の入力窓にキーワードを入力したら、ミュート対象を選択する。「ホームタイムライン」にチェックを入れ、「通知」も選択し、「すべてのアカウント」にチェックを入れるのが安全だ。「期間」はもちろん、「キーワードのミュートを解除するまで」で良い。

一度に設定できるキーワードは一つまでなので、一つ一つ設定してくのは少々面倒だが、頑張ろう。ひとまず、ミュートを推奨したいキーワードを以下にまとめた(もちろん筆者は『ノー・ウェイ・ホーム』本編内容について何一つ知らないので、思いつく限りを羅列している。これらのキーワードが実際に本編に関係するのかは全くわからない)。

対策重要度:高

  • スパイダーマン
  • ノーウェイホーム
  • ノー・ウェイ・ホーム
  • トムホ
  • トムホランド
  • トム・ホランド
  • トビーマグワイア
  • トビー・マグワイア
  • アンドリューガーフィールド
  • アンドリュー・ガーフィールド
  • サム・ライミ
  • サムライミ
  • ライミ
  • マーク・ウェブ
  • マークウェブ
  • マルチバース
  • グリーンゴブリン
  • ドクター・オクトパス
  • サンドマン
  • エレクトロ
  • リザード
  • バルチャー
  • ヴァルチャー
  • ミステリオ
  • シニスターシックス
  • シニスター・シックス
  • スパイダーバース
  • カメオ
  • spiderman
  • spider-man
  • spider man
  • no way home
  • nowayhome
  • nwh
  • tom holland
  • tobey maguire
  • andrew garfield
  • sam raimi
  • marc webb
  • tasm
  • multiverse
  • green goblin
  • doctor octopus
  • sandman
  • electro
  • lizard
  • vulture
  • mysterio
  • sinister six
  • spider verse
  • spider-verse
  • cameo

対策重要度:中〜低

  • スパイディ
  • 蜘蛛男
  • ガー君
  • ガーくん
  • アメスパ
  • グリーン・ゴブリン
  • ノーマン・オズボーン
  • ノーマンオズボーン
  • ウィレム・デフォー
  • ウィレムデフォー
  • ドクターオクトパス
  • ドックオク
  • オクタビアス
  • アルフレッド・モリーナ
  • アルフレッドモリーナ
  • フリント・マルコ
  • フリントマルコ
  • トーマス・ヘイデン・チャーチ
  • トーマスヘイデンチャーチ
  • マックス・ディロン
  • マックスディロン
  • ジェイミー・フォックス
  • ジェイミーフォックス
  • カート・コナーズ
  • カートコナーズ
  • リスエヴァンス
  • リス・エヴァンス
  • エイドリアン・トゥームス
  • エイドリアントゥームス
  • マイケル・キートン
  • マイケルキートン
  • クエンティン・ベック
  • クエンティンベック
  • ジェイク・ギレンホール
  • ジェイクギレンホール
  • ジェイク・ジレンホール
  • ジェイクジレンホール
  • ドクターストレンジ
  • ドクター・ストレンジ
  • spidey
  • norman osborn
  • willem dafoe
  • dr. octopus
  • doc ock
  • Octavius
  • alfred molina
  • flint marko
  • thomas haden church
  • max dillon
  • jamie foxx
  • curt connors
  • rhys ifans
  • adrian toomes
  • michael keaton
  • quentin beck
  • jake gyllenhaal
  • sinister 6
  • doctor strange
  • dr. strange

サムネイル表示をオフにする

上記のキーワードをミュートしておけば、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に関するネタバレのほとんどは防げると信じたいが、万が一の対策も加えておこう。

Twitterのタイムラインでは、サムネイルがネタバレしている海外の記事のツイートが回ってくることがある。これを防ぐため、記事のサムネイル表示を設定でオフにしておこう。

この設定はスマートフォンのアプリ版から行う。サイドナビゲーションメニュー「設定とプライバシー」を開き、「アクセシビリティ、表示、言語」「画面表示とサウンド」(ブラウザ版では表示されない)と進み、「メディアのプレビュー」をオフにしておく。

DMをオフにして、プロフィールも見直す

稀ではあるが、TwitterのDM機能を悪用した無差別ネタバレ通り魔を行う、極刑に値する輩が出没することがある。ツイートやプロフィールから、その作品のファンを見つけ出し、DMで作品のネタバレを送りつけるという、とんでもない愉快犯だ。

被害を予防するため、DM受付の停止を検討してみよう。「設定とプライバシー」「プライバシーとセキュリティ」から「ダイレクトメッセージ」を開き、「すべてのアカウントからのメッセージリクエストを許可する」をオフにしよう。

DMの閉鎖まではしたくない、という方は、プロフィール画面を見直してみるのが安全だ。プロフィールアイコンやヘッダー画像、プロフィール文から『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を楽しみにしていそうなことがわからないようにしてみよう。なんだか悔しい気もするが、通り魔からのネタバレ攻撃を防ぐために役立つかもしれない。

追記:アカウントに鍵をかける

DMを停止していても、通常のツイートにリプライを付ける形でネタバレ攻撃を受けしまう可能性もある。

Twitterでは、ツイートへリプライができるアカウントを「全員」から、「フォローしているアカウント」または「@ツイートしたアカウントのみ」へ制限することができる。しかし、こちらはツイートごとに毎回設定しなければならないので、現実的ではない場合もある。

そこで、Twitterのアカウントに鍵をかけて「非公開アカウント」にしておくのも安全対策として有効だ。こうすると、あなたのツイートはフォロワー以外には非公開になるので、通り魔からの被害防止に効果を発揮する。

アカウントに鍵をかけるには、サイドナビゲーションメニュー「設定とプライバシー」から「アカウント」「アカウント情報」に進み、「ツイートを非公開にする」のチェックボックスをオンにする。ついでに、「自分を画像にタグ付けすることを許可」をオフにしておこう。ネタバレ画像タグ付けテロが発生するかもしれないからだ。

Instagramは要注意

Instagramでは、Twitterのようなキーワードを指定して投稿自体をミュートすることができない。特にInstagramは画像によるネタバレが目に飛び込んできやすい危険地帯と化す場合があるので、注意が必要だ。

ネタバレ投稿の可能性があるアカウントをミュートする

今のうちにオススメしておきたいのは、ネタバレ投稿が起こりうるアカウント全てをミュートしておくことだ。フォロー解除までしなくとも、自分のフォロー中アカウント一覧画面から右端の「…」をタップすれば「ミュート」を選ぶことができる。

国内外の情報系アカウントや、海外の映画公式アカウントもミュートしておくのが安全だ。日本より公開の早い海外では、まさかの公式ネタバレも発生しうるからである。それから、トム・ホランドらキャスト陣のアカウントも、寂しいけれどミュートを検討するべきだろう。

「発見」タブは開かない

そして気をつけたいのは、「発見(explore)」タブをタップしないことだ。「発見」タブはアプリの下部メニューバーにある虫眼鏡アイコンのことで、ここでは自分に関心がありそうな投稿が自動でレコメンドされる。特に海外のアカウントのネタバレ投稿が容赦なく混入することがあるので、あまり開かない方が良い。

YouTubeも要注意

Instagramと同様、YouTubeは視覚からのネタバレに遭遇しやすい危険地帯。既にYouTubeは様々なコンテンツを楽しむための重要なサービスとなっており、これを断つのはTwitterやInstagramよりも難しそうだ。

残念ながらYouTubeにも、キーワード単位でのミュート機能はない(コメントのミュート機能はあるものの、今回これは役に立たないだろう)。少しでもリスクを軽減するためには、余計なお節介と化す「アルゴリズムによる自動レコメンド」機能を麻痺させるしかないのだ。

YouTubeの「設定」から「履歴とプライバシー」に進み、「再生履歴を削除」と「検索履歴を削除」の両方を実行し、さらに「再生履歴を保存しない」「検索履歴を保存しない」の両方をオンにしておこう。こうすれば、ひとまず現在までの履歴が削除され、YouTubeもあなたの趣味趣向がわからなくなるはずだから、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のネタバレ動画がレコメンドされる可能性は下がるはずである。

ネタバレに遭遇しかねない場所は、そのスマホの中にまだまだあるはずだ。facebookやTikTokなど、よく使用するSNSの情報管理方法は、ぜひご自身でも確認していただきたい。

ワールドプレミアや試写の段階から気をつけよう

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2021年12月15日より韓国やフランスを含む国々で先行公開を迎え、12月17日に全米公開。本格的なネタバレリスクが高まるのはこの頃からだが、今後行われるであろうワールドプレミアにも気をつけておきたい。『エターナルズ」では、プレミア試写に参加した現地メディア関係者が掟破りのネタバレツイートを投稿するという事件があったからだ。

また日本国内では、12月21日にTOHOシネマズ会員限定の試写会も開催されるようなので、ここから漏れてくる声にも注意しておきたい。レビューアプリのFilmarksでは、「ネタバレを表示」とされた内容は開かないようにしよう。

観賞当日は座席まで注意

ネタバレ対策を徹底し、年を越して無事に観賞当日を迎えても、映画館の座席に付くまでは用心が必要だ。特に映画館内では、最速上映の類でない限り、前の回に観賞を終えた観客がネタバレを語りあっているところに居合わせてしまう可能性がある。とりわけ、お手洗いを利用する際は注意だ。座席に付くまで注意しておくために、耳栓やイヤホン、ヘッドホンを使用するのも良いだろう。

同時に、観賞を終えても、人の多い場所ではネタバレトークを我慢するのがマナーだ。“大いなる作品には、大いなる(ネタバレ禁止の)責任が伴う”。

THE RIVERはアプリで読む

ネタバレを恐れるファンにとっては、SNSやブラウザを開くことも不安な日々になることだろう。THE RIVERにアクセスしていただく際には、iOSやAndroidのアプリの使用がおすすめだ。THE RIVERでは、公開前まではもちろん、公開後にも記事見出しやサムネイル画像でネタバレとはわからない情報発信を心がけるので、日々の情報収集のためにぜひご活用いただければ幸いである。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日(金)全国ロードショー。みんなで良い年始めにしようぜ。

Writer

アバター画像
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。