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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は「ダークで悲しい」とトム・ホランドが予告 ─ 「スパイダーマン映画史上最高傑作」宣言も

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
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『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は、前2作とはかなり毛色の違う作品になるのかもしれない。「みなさん驚くと思うんですけど、今作は楽しいというより、ダークで悲しいんです」と、主演トム・ホランドが英Total Filmで語っているのである。

みなさんが大好きなキャラクターたちが、こんな道は辿ってほしくないという道を辿ることになる。僕は、ピーター・パーカーのそうした一面を描けるのがすごく楽しみでした。

ピーター・パーカーといえば、いつも前向きでしたよね。常にポジティブで、“僕ならなんとかできる、僕ならやれる”って。でも今作では、困難にぶつかるんです。“どうしたらいいかわからない”って。ピーターのこんな一面は僕も見たことがない。これに挑めるというのが、すごくすごく楽しかった」

本作は米公開も間もなく目前に控えることになるが、取材時点で「まだ全編は観ていない」というホランド。「部分的には観ました」といい、その内容には驚いているようだ。

「最高の作品になっていると思います。スパイダーマン映画史上、最高傑作。ファンのみなさん、何がやってくるのか全く準備ができていないと思いますよ。僕だって準備できていない。残酷なものになるということはわかっています」。

トム・ホランドによるこの度の紹介は、『スパイダーマン』3部作の完結編としても注目すべき本作への期待値をさらに高めてくれるものだ。とりわけホランドが演じたピーター・パーカーは若さゆえの未熟から、大人のヴィラン相手に苦戦する場面もあったが、それでも諦めずに立ち向かい、成長を続けてきた。ところが本作では、そんなピーターもついに音を上げるというのである。

「ダークで悲しい」「残酷」という予告も、非常に気になるところだ。『スパイダーマン』前2作といえば、学園青春コメディのテイストも取り入れた、あくまでも快活なヒーロー映画だった。あのチャーミングなピーター・パーカーが、どうやってダークで悲しい運命に巻き込まれてしまうのか?

本作をもってマーベル・スタジオやソニー・ピクチャーズとの契約がひとまず満了となるホランド。その撮影最終日には「あんなに泣いたのは初めて」と振り返るほどエモーショナルになっていたという。一体ホランドは、どのような過酷な物語を経てクランクアップを迎えていたのだろう。

トム・ホランドも「スパイダーマン映画史上最高傑作」と自信をみなぎらせる『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』は2022年1月7日、日本公開。

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Source:Total Film

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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