『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』アルフレッド・モリーナ、『スパイダーマン2』を観直して演技を再確認

トム・ホランドが主演するマーベル映画シリーズ最新作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に、『スパイダーマン 2』(2004)からヴィランのドクター・オクトパスがカムバックし、アルフレッド・モリーナが再演している。17年の時を経て続投したモリーナが、古くも新しくもあるドクター・オクトパスとしてカムバックしたことについて言及している。
本作のインタビューでモリーナは、「同じ役だが異なるドクター・オクトパスを演じた」と自分の演技を分析している。
「『スパイダーマン 2』について初めて素晴らしいと思ったことは、製作陣がドクター・オクトパスに素晴らしき贖いの瞬間を与えたことです。そして、マーベル・ユニバースに登場する多くのヴィラン、すべての偉大なヴィランと同様に、彼は渋々と──もしくは偶然ヴィランになりました。ジョン(・ワッツ監督)が、この映画(『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』)におけるドクター・オクトパスの初登場シーンがどんな風になるかを説明した時に、監督はそれが驚くべき瞬間になると知っていたと、私は分かっていました。」

その“驚くべき瞬間”で再びドクター・オクトパスを演じるにあたり、モリーナはもう一度『スパイダーマン 2』を視聴し直したと話を続けている。
「演技の面で自分が正しい位置にいることを確認したかったので、『スパイダーマン 2』へ戻って見直したのは役に立ちました。ですが、同時に今回は別の監督で異なる映画であり、新鮮さがあります。なので、私は単に(過去へ)戻って以前にしたことを再現したくありませんでした。まるで、初めて現れたかのように登場することが重要だったのです。」
そう強調したモリーナは、古くもあり新しくもあるドクター・オクトパスを体現することに努めたようだ。彼がどのように再びドクター・オクトパスを演じているかは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』を観賞して、自分の目で見届けよう。
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Source:FilmIsNow Movie Bloopers & Extras