『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』復帰をバラしてしまったドック・オク役、ケヴィン・ファイギが「少しキレていた」と冷や汗エピソード

サム・ライミ版『スパイダーマン2』(2004)でヴィランのドクター・オクトパス役を演じ、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)では奇跡の復帰を果たしたアルフレッド・モリーナ。本来、そのカムバックは伏せられるはずだったが、弾みでモリーナがメディアに出演を漏らしてしまったことで秘密が露呈してしまった。英Radio Timesのインタビューで当時を振り返ったモリーナが、ソニー&マーベルが見せた反応について明かしている。
まずモリーナは、将来的にMCUに再々登場する可能性について質問され、「認めることも否定することも出来ないんです( I can neither confirm nor deny)」と回答。「それが表向きの言葉なんですよ。というのも、たまたま無邪気に秘密を漏らしてしまったことで、最近の作品でちょっとしたトラブルに巻き込まれてしまいましたから」と、秘密情報を漏らしてしまった経緯を語り始めた。
「あるジャーナリストと話をしていた時、“スパイダーマン映画の進行具合はどうですか?”と訊かれたから、“順調だよ、どうも”と答えたんです。そうしたら文字通り、次の日にVarietyで“アルフレッド・モリーナがドクター・オクトパス役で復帰”という記事が出てしまったんです」と説明。実際の記事がこちらだ。見出しには、「アルフレッド・モリーナ、トム・ホランドの『スパイダーマン3』でドクター・オクトパス役を再演」とハッキリ書かれている。
どうやらモリーナは、記者の引っかけ的な質問に何気なく答えてしまっただけで、情報を漏洩したという自覚はなく、大事になるとも思っていなかったようだ。しかし、マーベル&ソニーのトップが見せた反応は違ったと話を続けている。
「それが困ったことになってしまいましてね。エイミー・パスカル(ソニーのトップ)から電話がかかってきたし、ケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオの社長)なんて、どこかのレッドカーペットにいた時、マーベル映画の質問になったら明らかに少しキレていて、振り返って“アルフレッド・モリーナに訊いてくれ”って答えたんです。
そういうちょっとヤバい状況になっちゃったもんだからね、“認めることも否定することも出来ない”という表向きの言葉を言うしかありません。」

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今後もモリーナはMCUに関するいかなる質問にも、「認めることも否定することも出来ません」と答えるに違いない。それでも、モリーナがドクター・オクトパス役で復帰する可能性について、メディアやファンが憶測を止めることはなさそうだ。
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Source:Radio Times