Netflix「ONE PIECE」製作者、『SPY×FAMILY』実写化が見てみたい?

Netflixの実写版「ONE PIECE」が大成功を収めたことで、ほかの漫画・アニメのハリウッド実写化に期待している人も多いのではないだろうか。「ONE PIECE」の共同ショーランナーであるスティーヴン・マエダは、遠藤達哉による人気漫画『SPY×FAMILY』に注目しているようだ。
米ComicBook.comのインタビューで、『SPY×FAMILY』とその影響力について聞かれたマエダは、「僕は『SPY×FAMILY』が大好きです。とにかく素晴らしい作品です」とコメント。「この話が出るなんて、奇遇ですね。僕は長い間、『SPY×FAMILY』を追いかけていたんですよ」と語った。
もっとも『SPY×FAMILY』実写化への具体的な計画はないようだが、実現の可能性はゼロではないかもしれない。アメリカではアニメはもちろん、漫画の人気も急拡大しており、『ONE PIECE』や『SPY×FAMILY』、『呪術廻戦』、『鬼滅の刃』などの人気作品は日常的なカルチャーとして定着している。マエダは、実写化の成功によって新たなファンを獲得した『ONE PIECE』のように、『SPY×FAMILY』をより多くの人に広めたいと考えているようだ。
しかし、アニメの実写化は「難しい」とも述べたマエダ。その上で、「(アニメは)本当に素晴らしい原作です。世の中には、優れた物語を描いた漫画やアニメがたくさんあるのに、まだ開拓されていません。そして、すべての原作に実写化が必要なわけではない。でも、その内のいくつかの実写版を見ることができたら、きっと素晴らしいでしょうね」と語った。
『SPY×FAMILY』は、スパイのロイド、超能力少女のアーニャ、殺し屋のヨルの3人が「仮初めの家族」となり、日々のトラブルと奮闘する様子を描いたホームコメディ。2019年より少年ジャンプ+にて連載中で、2022年にテレビアニメ化された。2023年にはミュージカル版が上演されたほか、10月7日よりテレビアニメ2期が放送開始。12月22日より『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』の公開が予定されている。
Source:ComicBook.com