「ストレンジャー・シングス」シーズン4 Vol.2、スティーブの死亡説に製作陣が「心配しておくべき」と忠告

この記事には、「ストレンジャー・シングス」シーズン4 Vol.1のネタバレが含まれています。
スティーブ死亡説

「ストレンジャー・シングス」は、ホーキンスで次々と発生する怪奇、凶暴な怪物たち、そしてその裏に潜む大がかりな陰謀に立ち向かう子どもたちを描く物語。シーズン1では、学校の人気者であると同時に、どこかいけ好かない人物として描かれていたスティーブだったが、シーズンを重ねていくうちに、ダスティンをはじめとする子どもたちと打ち解け、いまでは彼らとともに怪物と戦う勇敢で情に厚い男としておなじみだ。バディであるダスティンやロビンとのコミカルな掛け合いも相まって、シリーズのなかでも高い人気を誇る登場人物のひとりである。
そんな誰からも愛されるスティーブは、シーズン4のエピソード6でウォーターゲートから裏側の世界へと吸い込まれた後、“デモバット”というコウモリのビジュアルをした怪物に襲われてしまう。つづくエピソード7で、ナンシーをはじめ、ロビンとエディもまた裏側の世界へと向かい、スティーブをデモバットの襲撃から危機一髪のところで助けた。ナンシーからケガについて心配されると、スティーブは「だいぶ肉を食われた。でも、それ以外は絶好調だ」と返すが、ロビンは「狂犬病とか持っているかな?」と不吉な指摘をしていた。これにより、スティーブが今後死亡してしまうのではないかと憶測が広がっている。
この度、TV Lineのインタビューにシリーズのクリエイターであるダファー兄弟が応じた。視聴者たちの心配の種となっているスティーブについて、マット・ダファーは「ファンのみんなはいつもスティーブのことを心配しています。僕はそんな状況が好きなんです」としながら、「毎回、スティーブをどうにかして痛めつけなければなりません。このシーズンではデモバットがその役目を上手くこなしているんです」と説明している。
この発言に続く形でロス・ダファーは、「“興奮”という言葉は間違っている気もしますが、みなさんが彼を心配していることに僕は興奮しているんです」といい、兄弟揃って不安になっている視聴者の反応を楽しんでいる様子だ。2022年7月1日より配信スタートとなるシーズン4 Vol.2についてロスは、「残りふたつのエピソードについても、心配しておくべきでしょう。それはみんなにとって」と忠告。ある意味で視聴者を楽しませるためのリップサービスかもしれないが、それでも不安にならざるを得ないだろう。また、“みんな”という部分に関しては、スティーブ以外の登場人物も含めてのことだと思われる。果たして、全員が生き延びることはできるのだろうか?
ちなみにダファー兄弟は過去に、スティーブがシーズン1で死亡する予定だったことを明かしていたが、ファンとしてはこのまま無事に生存してくれることを願うばかりだ。
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Source: TV Line