【ネタバレ】「ストレンジャー・シングス」シーズン4、あのカメオ復帰俳優が驚きの舞台裏を明かす

この記事には、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)シーズン4 Vol.1 第4話『親愛なるビリー』までのネタバレが含まれています。

“親愛なるビリー”が再登場
待ちに待った「ストレンジャー・シングス」の最新シーズンで重要な役割を果たしたのが、前シーズンで兄ビリーを失ったマックス(セイディー・シンク)だ。スターコート・バトルが一件落着した後、バイヤーズ家の引っ越しを手伝っていたマックスは、ルーカスと仲良く歌いながらダスティンをイジるなどして楽しそうに振る舞っていたようだったが、シーズン4ではマックスからは笑顔が消えている。マインド・フレイヤーに操られながらも最後には少年少女たちのヒーローとなったビリーを失い、悲しみに暮れていたのだ。
なかでも第4話『親愛なるビリー』は、マックスが兄を亡くしたトラウマと再び向き合うエピソードとなった。ビリーの墓で手紙を読み終わった後、ヴェクナが操る“裏側の世界”に引き込まれたマックスの元に、ビリーの幻影が現れる。「本心じゃないだろ?」「心の奥底では、死んでほしいと思っていたはずだ」とジワジワ詰め寄るビリーに、マックスは必死に頭を横に振る。ヴェクナの呪いから逃げるマックスは、ルーカスら仲間の助けにより、奇跡の生還を果たすのだった。

ご覧になった方はすでにお気づきのことと思うが、カメオ登場を果たしたのは、ビリー役のデイカー・モンゴメリー。シーズン3での展開から、ビリーの再登場は無いものと見られていたが、2020年10月にはモンゴメリーがTwitterで控室と思われる場所を背に、白のタンクトップ姿の写真を投稿したことで、ビリー再登場説を唱えるファンも一時的に出てきた。しかし、確たる情報は皆無で、復帰の真相は謎に包まれていたままだった。
モンゴメリーは、Instagramを通して復帰について初めて言及。撮影現場での写真を投稿している。
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驚くべきは、撮影方法。モンゴメリーによると、コロナ禍の影響によりリモート撮影が実施されたという。オーストラリア・パース在住のモンゴメリーは故郷のスタジオを訪れ、現地スタッフと合流。第4話でメガホンを取ったショーン・レヴィ監督は、リモートでモンゴメリーに指示を出し、演出を行ったというのだ。
モンゴメリーは、「パンデミック中、故郷で撮影に参加することができて、とてつもなく幸運に感じています」と思いを綴っている。写真では、ブルーバックスクリーンが設営されたスタジオも写し出されているが、モンゴメリーの演技にCGを加えることで、兄妹が“再会”した迫真のシーンが生まれたわけだ。
Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン4:Vol.1は配信中。Vol.2は7月1日(金)より配信開始。
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Source: Comicbook