THE RIVER編集部チップとデールがスタジオツアーに案内、『チップとデールの大作戦』メイキング映像 ─ こだわりイースターエッグの裏側
1989年のアニメーションシリーズ「チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ」以来、30年以上の時を経てチップとデールがカムバックを果たした長編映画『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』より、貴重な撮影現場を捉えたメイキング映像が公開された。
公開されたのは、主演を飾るチップとデールが撮影現場を案内してくれる特別映像。「ディズニーから依頼された」とやる気まんまんで現場ツアーを始める2人が映し出したのは、撮影中のスタッフたちの様子だ。30年ぶりにカムバックを果たした待望の最新作には、2人が“ヒーロー”と称賛する多くのスタッフ陣が集い、チップとデールと共に作品を完成させた。
作品の舵を取ったのが、チップとデールの紹介で登場したアキヴァ・シェイファー監督。彼はアメリカの伝説的コント番組「サタデー・ナイト・ライブ」に出演したことで一躍有名になった“ザ・ロンリー・アイランド”という3人組のコメディグループの一員で、監督業のほかにも、コメディアン、脚本家、俳優としてマルチに活躍している。映画だけではなく、様々なエンターテインメントに関わってきた多彩な彼が手掛けたからこそ、ほかのディズニー作品から逸脱した独自の魅力で世界中を驚かせている。
そんな監督が手掛けた本作は、チップとデールが「ネタバレになるゲストもたくさん」と語る通り、最初から最後までサプライズに溢れる豪華キャラクターたちの共演や、この作品に登場するとは誰も思わないような“まさかの”キャラクターも飛び入りし、話題となっている。しかし、監督はさらなる“イースターエッグ”を本作に忍ばせたという。「若かりしハリウッド時代に、チップとデールが自分たちのテレビ番組をやろうとする時のことです。彼らに電話がかかってくるんです。そして“チップ、デール、きみたち自身の番組を持つのはどうかな？”っていうんです」と話す監督は、サプライズを隠したのは幼い頃から親友だったチップとデールが役者を目指してハリウッドで下積み時代を送った末、ビッグチャンスを掴み取る瞬間を捉えたシーンだと語る。
また、監督は「あのディズニーのエグゼクティブ（重役）みたいな声は、タッド・ストーンズの声で、彼はオリジナルの『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』のテレビ番組を共同製作した人なんです。彼は親切なことに、その声をやるために来てくれました。彼の声が、チップとデールに番組をオファーするんです。彼はそのテレビ番組を作り出した人で、それはとても素敵なちょっとしたイースター・エッグです」と、なんと1989年のテレビシリーズを実際に制作していたスタッフを、最新作でもチップとデールの人生を180度変えることとなったきっかけとなる重要な役にキャスティングしたとコメント。無数のサプライズを詰め込んだ作品に、さらなるイースター・エッグを隠すという監督の遊び心があったからこそ、隅から隅まで観客に楽しんでもらえる作品となったのだ。
チップとデールが仲間を救うため翻弄するハラハラドキドキなアドベンチャーをはじめ、夢の豪華共演やオリジナル作品へのオマージュまで、ユーモアに溢れディズニー作品過去最大の”サプライズ“を詰め込んだ本作をぜひ楽しんでほしい。
ディズニープラス（Disney＋）オリジナル長編映画『チップとデールの大作戦 レスキュー・レンジャーズ』はディズニープラスで独占配信中。
