【ネタバレ解説】「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」VOL1第4話、あのヒミツをクリエイターが語る

この記事には、「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」第4話『第4章 魔術師』のネタバレが含まれています。

覚醒したウィルの能力
舞台は、シーズン4から約1年半後の1987年11月。軍の監視下に置かれたホーキンスでは、エルやホッパーらお馴染みのメンバーがヴェクナの行方を追っていた。そんななか、マイクの妹ホリーが“裏側の世界”にさらわれ、ほかの子どもたちも標的に。ウィルは“集合意識(ハイブ・マインド)”を通じてデモゴルゴンの視点から生々しいビジョンを見始め、その情報をもとに子どもたち救出とヴェクナ捜索の作戦が決行される。
『第4章 魔術師』のクライマックスでは、子どもたちを隔離している軍の敷地に大量のデモゴルゴンが出現。混乱のさなかヴェクナが姿を現し、軍勢を圧倒する。デモゴルゴンたちは子どもたちを連れ去り、ロビン、ルーカス、マイクにも迫るが、その直前でウィルが“覚醒”。デモゴルゴンの動きを完全に制して宙に浮かせ、四肢をねじ折って殲滅する。最後は、まるで超能力を使用したイレブンのように鼻血を拭い、正面を睨みつけるウィルのアップで幕切れとなる。
米Varietyのインタビューでは、ダファー兄弟がウィルの能力を詳しく解説。鼻血を出し圧倒的な力を発揮する姿はイレブンを思わせるが、ふたりの能力は異なると強調する。「あの力は、彼(ウィル)自身のなかにあるわけではありません。彼はヴェクナから力を引き出し、操り人形のように使っているのです」。一方で、「ヴェクナとイレブンの能力は似ている」ことから「関連性もある」という。
マットは、ウィルは「集合意識にアクセスして、その内部のあらゆるものを操作できる」ため、「怪物を操ることができる仕組み」になっていると説明。ただし、「ゲートは集合意識の一部ではないため開けることができない」とのこと。「その能力の限界は、物語が進むにつれ分かる」と語っている。
また作中でも語られるように「距離に依存する仕組み」になっており、「集合意識の近くにいなければ、アクセスも利用もできない」とロス。この能力自体は、ウィルが“裏側の世界”にとらわれなければ目覚めなかったものだという。

「ストレンジャー・シングス」で“集合意識”という概念が登場したのはシーズン2だ。マインド・フレイヤーが集合意識を通じて、デモゴルゴンなどの怪物や“器”であるウィルを支配し操っていた。ロスによれば、のちにウィルが能力を持つことは「自分が覚えている限りずっと前から話し合ってきた」という。
「シーズン2では、その“闇”の部分を示していました」とマット。「彼はヴェクナと繋がり、ヴェクナが見ているものを見ることができました。ただ当時、彼はその力を利用してヴェクナに対抗できるとは気づいていなかったんです。今シーズンで、ついに理解するに至りました」。
ウィルの覚醒を導いたきっかけは、マイクからの「君も侵入して意図を引ける」「現実世界の魔術師だ」という励ましの言葉、そして同性愛者としてのアイデンティティに関するロビンとの会話だ。その後、ウィルが密かに好意を寄せるマイクが危機に陥る場面で、二人の出会いを振り返るビデオテープ風のフラッシュバックが描かれ、ラストシーンへと繋がる流れは圧巻。VOL 1を締めくくるにふさわしい大きな見せ場となった。
なお、2023年8月の段階でダファー兄弟は「最終シーズンではウィルが中心的な役割を担う」と予告しており、ウィル役ノア・シュナップも「物語はウィルに始まり、ウィルとともに終わる」と語っていた。まさにその“答え合わせ”ともいえる内容になっている。
「ストレンジャー・シングス 未知の世界 5」VOL 1(第1話〜第4話)はNetflixで配信中。VOL 2(第5~7話)は12月26日(金)10時、フィナーレ(第8話)は2026年1月1日(木)10時より世界独占配信。
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Source:Variety



























