『スター・ウォーズ/新たなる希望』未発表の脚本草稿、160万円で落札される ─ ハリソン・フォード滞在の部屋で発見

映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)の未発表脚本が、オークションにて約160万円で落札されたことがわかった。米Deadlineが報じている。
英Excalibur Auctionsに出品された脚本は、『新たなる希望』の撮影当時、ハン・ソロ役のハリソン・フォードが住んでいた賃貸物件で発見されたもの。1976年夏、フォードはロンドンのノッティングヒルに家を借りており、出品者の自宅の上階部2フロアで暮らしていたという。すなわち、台本はフォードが置いていったものと考えられる。
出品されたのは『新たなる希望』の脚本第4稿で、当時は「ルーク・スターキラーの冒険(The Adventures of Luke Starkiller)」と題されていた。日付は1976年3月15日で、未完成のため製本されていないが、カンティーナにおけるチューバッカの初登場や、ハン・ソロがミレニアム・ファルコン号を紹介する場面などの名シーンはすでに含まれていたそうだ。
落札したのはオーストリアのコレクターで、落札額は8,500ポンド(約160.7万円 ※1ポンド約189.1円換算)だった。Excalibur Auctionsのオーナーであるサラ・トロード氏は、オークションの中で「ハリソン・フォードのDNAつきです。汗もついているかも」と口にしたそうだ。
ちなみに出品者によれば、当時はルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルやレイア役のキャリー・フィッシャーもフォードの自室を訪れていたそう。しかし、出品者自身はセレブリティや役者について知らなかったため、彼らのことも認識していなかったという。
▼『スター・ウォーズ』の記事

『スター・ウォーズ』ポー・ダメロン役、再演に消極的 ─ 「今はあまりやりたくないかな」 ジミー・キンメル騒動で 
『スター・ウォーズ』公式雑誌『Star Wars Insider』が廃刊 フォースと共にあらんことを 
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』監督、カイロ・レン単独映画に初言及「僕も観たいです」 新企画は進んでおらず 
「スター・ウォーズ:アコライト」ストレンジャーが「レン騎士団」初代メンバーだった? ─ 現代『スター・ウォーズ』の謎は解明されるか 「いつでも準備できています」 
『スター・ウォーズ』マーク・ハミル、新映画ライアン・ゴズリングに「僕の助言なんて不要、とてもうまくやっている」 「僕の方が、彼らに助言を乞いたい」
Source: Deadline, Excalibur Auctions























