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ディズニー、『ローグワン』は『フォースの覚醒』ほど期待していない?2021年以降のスターウォーズ新作も計画中

僕達の世代は、メジャーSF作品のファン史上最も恵まれた時代に生きているのかもしれない。ほぼ毎年、スター・ウォーズの新作が観れるからだ。(スタートレックも出るしね)

『フォースの覚醒』を起点とした新三部作がエピソード9まで予定されており、さらに今年2016年末には初のスタンドアロン作品『ローグ・ワン』、続いてハン・ソロが主役のスピンオフ映画、そして更にもう1本のスピンオフ映画(内容は未発表)も控えている。


この怒涛の作品ラッシュの詳細について、先日ウォルト・ディズニー・カンパニーの会長兼CEO、ロバート・アイガー氏がゴールドマン・サックスなどの投資企業に対して行ったカンファレンスにて語った。

『ローグ・ワン』と『ハン・ソロ』に続く2020年公開予定のスピンオフについて、ディズニーは既に脚本家を見つけたと語っている。さらにアイガー氏は、この2020年以降もスター・ウォーズを続けていく予定を明かしている。この方針については、同じくディズニー傘下であり、既に一大フランチャイズの確立に成功したマーベル・フィルムともミーティングを行っているようだ。

気になるのは、目下の『ローグ・ワン』について。既にラフカットを鑑賞したというアイガー氏は、スター・ウォーズ・サーガに新たなタイムラインを見出すローグ・ワンの内容を評しながらもこう述べている。『ローグ・ワン』については『フォースの覚醒』ほどの興行収入を期待していないと。
シリーズ10年ぶり、新サーガの幕開けとなり、世界的なマーケティングにもかなり熱が入っていた『フォースの覚醒』は世界でおよそ21億ドルを稼ぎ出し、映画史上3位という記録となった。アイガー氏は「(『ローグ・ワン』は)『フォースの覚醒』ほどのレベルには至らないだろう」と冷静に予測しながら、予告編やポスターの解禁時の反響から「ファンの関心レベルで言うと『フォースの覚醒』に匹敵する」と分析している。

たしかに『ローグ・ワン』は、『フォースの覚醒』の時ほど盛り上がらないだろうという考えは否めない。ここ日本においても、『ローグ・ワン』の宣伝やマーケティングは昨年の今頃に比べるとずいぶん寂しいものがある。マーケティングにおいては、「『ローグ・ワン』は今までのスター・ウォーズを鑑賞していないと楽しめない」「敷居が高い」という課題を抱えており、だからこそ「もうひとつのスター・ウォーズ」との標語などを用意し、「スター・ウォーズを知らなくても楽しめますよ」という開放感をアピールしているように思われる。

とはいえ本国ディズニーがこのようにパワー抑えめとなると、日本でのマーケティングにも大いに影響が出てしまうのは想像がつくだろう。「一部ファンだけが盛り上がってる作品」のように見られてしまうのは寂しい気もするが、公開前後はファンらでなんとか盛り上げて予想以上のヒットとなれば嬉しい。最近は『シン・ゴジラ』『君の名は。』『聲の形』などの邦画勢が、マスのマーケティングが関与しきれないSNSやWebでの口コミを中心に記録的大ヒットを起こしている。洋画勢もガッツリ盛り上がるよう、THE RIVERでも応援していきたい所存だ。

Source:http://variety.com/2016/film/news/star-wars-rogue-one-vs-force-awakens-bob-iger-1201866852/
Eyecatch Image:http://www.starwarsunderworld.com/2016/09/disney-lucasfilm-planning-new-star-wars.html

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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