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「ストレンジャー・シングス」シーズン4、ホッパーは「デモゴルゴンと同じ刑務所に収容」─『エイリアン3』『大脱走』から影響、エルと博士の関係性も描く

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」 ホッパー
Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」独占配信中

Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス」(2016-)シーズン4では、複数の物語が同時並行して展開されていくことになるのかもしれない。

「ストレンジャー・シングス」は、ホーキンスで次々と発生する怪奇、姿を現す凶暴な怪物たち、そしてその裏に潜む大がかりな陰謀が複雑に絡み合う物語を描く作品。シーズン3では、衝撃の運命が描かれた保安官のホッパーだが、シーズン4にて再登場することが判明済み。この度、そんな保安官役を演じたデヴィッド・ハーバーが、New York Comic Conにて本作で描かれる物語の概要について簡単に紹介している。

この記事には、「ストレンジャー・シングス」のネタバレが含まれています。

デヴィッド・ハーバーが語ったところによると、ひとつはロシアの刑務所にて、丸坊主姿で収容されていることが明らかにされているホッパーについてだ。『大脱走』シリーズや、『エイリアン3』(1992)からインスピレーションが得られているとのことで、デヴィッドは「ホッパーが家族のもとに帰ろうとする展開は信じられないものになっている」「デモゴルゴンと同じ刑務所の中にいる」と説明している。どうやらホッパーは常に危険と隣り合わせの場所に捕らえられている模様で、デモゴルゴンたちからの激しい脱走劇が繰り広げることになりそうだ。

つづいては、メインキャラクターのイレブンとブレンナーの関係だ。ブレンナーといえば、ホーキンス研究所にて不思議な能力を持つ子供たちを集めて実験を行っていて博士で、イレブンからはパパと呼ばれていた。デヴィッドによると、イレブンとブレンナーの関係性をはじめ、ホーキンス研究所や、イレブンがこれまでに経験したことや現状についてが描かれるという。シーズン4では、イレブンがホーキンズ研究所から逃げ出した時の知られざる背景が詳細に描かれるのかもしれない。またブレンナーは、シーズン1のラストではデモゴルゴンに襲われていたが、実際に殺害される場面は描かれていない。つまり、何らかの方法で生き残っている可能性もあり得るわけだが、果たして。

そして、これまでのシーズンには登場していない新たな舞台、クリール家にまつわる物語だ。クリールとは、シーズン4からのキャラクターであるヴィクター・クリールのことで、1950年代に家族が惨殺されたことから精神病院に幽閉されてきたという設定だ。この家がどこに存在するのかは定かでないが、デヴィッドいわくホーキンスに関係しているのだという。

現時点で明かされている情報からでは、それぞれの繋がりは見えずらいが、デヴィッドは「全てが関係している」と話している。シーズン3のように様々な物語が同時並行し、最終的に交差していくことになるのかもしれない。

シーズン4は、2020年2月より撮影が開始されていたが、コロナ禍の影響により3月中旬に中断。その後、半年以上の中断期間を経て、10月に再開されて、2021年9月上旬にすべての撮影を終えていた。全世界が待ち構えるシーズン4は、2022年配信予定だ。

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Source: Entertainment Weekly

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。