「ストレンジャー・シングス5」でホッパーに死んでほしくない、デヴィッド・ハーバーが願う

Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」は、シーズン4まで製作されており、つづくシーズン5をもってフィナーレを迎える。2016年から始まった裏側の世界に迫る物語は、まさしく佳境を迎えている。気になるのは、マイクやイレブンことエルをはじめ、シリーズでおなじみのキャラクターたちが物語の最後まで辿り着くことができるのか否かだが、果たして?
この記事には、「ストレンジャー・シングス」シーズン1〜4までのネタバレが含まれています。

本記事で焦点を当てたいキャラクターは、「ストレンジャー・シングス」シーズン3で衝撃の運命が描かれた保安官、ジム・ホッパー(デヴィッド・ハーバー)。シーズン4でホッパーはロシアの刑務所で生き延びていることが明らかとなり、ジョイスとマレーによって救出される。一同は様々な修羅場を潜り抜けた後、ロシアからホーキンスへと帰還していく。そこでホッパーは、エルとの感動の再会も果たす。しかし、ホーキンスに平穏は訪れていなかった。裏側の世界による侵略がついに開始してしまったのだ。こうして、シーズン4の怒涛の物語は幕を閉じたのであった。
完結編となるシーズン5では、ヴェクナ率いる裏側の世界の怪物たちと一同が再び闘うことが予想されるが、一度死亡したと思われたホッパー、果たして最後まで生き延び、ジョイスとのデートを今度こそ果たすことはできるのだろうか。米Varietyのインタビューにてデヴィッド・ハーバーはホッパーについて、「彼は死ぬべきと何度か思ったことがありました」と吐露した上で、物語が進むにつれて心境に変化が訪れたことを打ち明けている。
「最初の頃は確かにそう思いました。ホッパーは壊れていましたし、破滅に向かっていましたから」とハーバーがコメントするように、シーズン1でのホッパーといえば、娘を癌で亡くし、妻とも別れるという悲しい運命を辿り、アルコールに溺れるなど、心を閉ざす生活を送っていた。そんなホッパーがエルとの出会いや親子的交流を重ねていくうちに変わっていったように、ハーバーもまたキャラクターが迎えるべき結末を考え直すようになったという。「ホッパーがなりたい人間として復活しつつある今、彼を生かしたままにしてほしいと思っています」。
シーズン5でのホッパーが迎える運命は、クリエイターのダファー兄弟の判断次第と話しているが、ハーバーは以前に「どうなるかはわかっています。それはとても感動的で、とても美しいものなんです」とも明かしていた。その美しい結末とは、ホッパーが物語の最後までたどり着き、エルとジョイスとともに幸せな日々を過ごす内容となっていることを願いたい。
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Source:Variety