『ストリートファイター』ハリウッド実写化へ ─ 米レジェンダリーが映画・ドラマ化映像権利獲得

カプコンの人気格闘ゲーム『ストリートファイター』が、ハリウッド映像化にむけて米レジェンダリー・エンターテインメントと独占契約を締結したことが明らかになった。長編実写映画と、テレビドラマの権利が含まれるという。米Deadlineなどが報じた。
世界的人気ゲームの映像化権利を獲得した米レジェンダリーは、ハリウッドの最大手映画スタジオのひとつ。傘下レジェンダリー・ピクチャーズでは『ダークナイト』3部作や『インセプション』(2010)『パシフィック・リム』(2013)『DUNE/デューン 砂の惑星』(2021)といった人気大作が手がけられている他、日本発のIP作品としては『GODZILLA ゴジラ』(2014)に始まる一連のモンスター・ヴァース作品ほか、ヒット作『名探偵ピカチュウ』(2019)も製作されている。
現時点ではカプコンとレジェンダリー間における『ストリートファイター』の映像化権利契約が確認されたのみで、作品の概要などはわかっていない。カプコンは共同開発と製作を行う。リュウやケン、春麗などといった誰もが知る人気キャラクターのキャスティングや、波動拳などの必殺技がいかに映像化されるかに注目が集まる。
『ストリートファイター』は、これまで1994年に米実写版やアニメ映画が製作された。2009年には春麗(チュンリー)を主人公にした実写映画『ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』も公開されている。超人気タイトルが、改めてハリウッドで本格的な実写映像化を果たすことになる。
人気格闘ゲームのハリウッド実写化作品としては、2021年の『モータルコンバット』がある。同作は米HBO Max視聴回数で記録を樹立しており、ゲーム原作作品の需要の高さを示した好例となった。
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Source:Deadline