ドキュメンタリー映画『オードリー・ヘプバーン』予告編、ナレーションは池田昌子 ─ 永遠のヒロイン、知られざる光と影が明かされる

永遠のヒロイン、オードリー・ヘプバーンに迫るドキュメンタリー映画『オードリー ・ヘプバーン』が2022年5月6日(金)より劇場公開となる。これに先がけ、オードリーの日本語吹き替えを担当してきた池田昌子のナレーションで贈られる予告編が到着した。
ファッションアイコンであり、永遠の妖精と呼ばれ、美の概念を変えた革新的な存在でスターとしての名声を得たオードリー 。彼女は世界中から愛された一方、実生活では愛される喜びを得られなかった。しかし、生涯をかけて「愛すること」を信じ、与えることを貫いた。彼女が今なお、我々の中で生き続けるその理由が、本作では解き明かされる。
予告映像では、ハリウッド黄金期の伝説的スターとして華々しく輝くオードリーの姿が映しだされる一方で、父との確執や、愛に餓え苦悩を抱えていた彼女の“秘密”が少しずつ明かされていく。「彼女の最大の秘密は愛に餓えていたこと」「父親が突然去ってしまい、愛してもらえなかった」「世界中から愛されていたのに、そんな思いを抱えていたなんて」……と、スターとしての輝かしい映像とは対照的な、悲痛な言葉が続いていく。
そして晩年、生涯を捧げたユニセフ国際親善大使としての活動へと身を投じる姿も描かれている。葛藤を抱えていたオードリーが、なぜ誰よりも「愛すること」を信じ、「愛を与える道」に進むことができたのか。数々の名作を含む貴重な映像とともに、これまで明かされてこなかった彼女の、等身大で真の姿がスクリーンに蘇る。
本映像では、これまで『ローマの休日』(1953)をはじめ、『麗しのサブリナ』(1954)『ティファニーで朝食を』(1961)『マイ・フェア・レディ』(1964)など、オードリー出演作の多くで日本語吹き替えを担当してきた池田昌子がナレーションを務めている。日本で非常に馴染みが深く、往年のオードリーを彷彿とさせる、聞けば誰もが納得するオードリーの声で本編へと観客を誘う。このたび池田昌子より、コメントも到着している。
「『許されざる者』の吹替スタジオでオードリー・ヘプバーンを大画面で観た時、暫く観とれて台詞が出ませんでした。『ローマの休日』『麗しのサブリナ』『戦争と平和』などなど、いつもドキドキしていました。
ユニセフ親善大使になった時のニュース映像のヘプバーンは戦争で破壊されたエチオピアの大地を化粧もせずジーパンで走り回っていました。孤児院で笑みを浮かべて小さい子供を抱きしめるヘプバーン、映画とは全く違う姿に本当のヘプバーンを見た気がしました。『オードリー・ヘプバーン』を是非ご覧ください。」
なお、2月25日(金)より本作のムビチケが発売となる。購入特典として、本作のポスタービジュアルと、貴重なオードリーの写真のポストカード3枚セットがプレゼントされる(数量限定)。
映画『オードリー・ヘップバーン』は2022年5月6日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開。