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【特集】『スーサイド・スクワッド』でカットされた22の未公開シーンを徹底解説・検証!

映画『スーサイド・スクワッド』が日本で公開されて数日が経った。日本でも大ヒットを予感させるスタートを切ったことは喜ばしいものの、作品の内容はすでに各所で賛否両論を呼んでいる。

そもそもアメリカでは、公開前から賛否両論どころか悪評や噂が飛び交っていた。「ワーナーが独自に編集したバージョンが存在する」という噂(記事)デヴィッド・エアー監督が否定したものの、本編の編集が粗いと指摘する感想は少なくない。ジョーカー(ジャレッド・レト)の出番が大幅にカットされたことは事実とみられ(記事)、エアー監督は未公開シーンがDVD・Blu-rayに入る可能性を示唆している。

映画が公開されてすぐ、アメリカでは完成版でカットされたシーンの一覧が話題となった。また出演者もインタビューなどで未公開シーンについてコメントしている。日本でも映画が公開された今、そのひとつひとつをきちんと検証してみよう。

【注意】

この記事は映画『スーサイド・スクワッド』のネタバレが含んでいます。また内容には憶測・噂の域を出ない情報も一部含まれていることをあらかじめご了承ください。

『スーサイド・スクワッド』22の未公開シーン

【1】ジューン・ムーン博士、憑依される

初期編集版では、映画のオープニングはジューン・ムーン博士がエンチャントレスに憑依されるシーンだった。デッドショットを中心としたオープニングに変更するため、シーンはフラッシュバック形式になるよう再撮影・再編集されたという。当初はリック・フラッグ大佐との出会い以前がより丁寧に描かれていたことと思われる。

【2】娘を思うデッドショット

牢獄にいるデッドショットが、雨を窓越しに眺めながら娘のことを考えるシーン。おそらく看守との「ローフ」のやり取り前後に入っていたのではないだろうか。

https://www.youtube.com/watch?v=CmRih_VtVAs
https://www.youtube.com/watch?v=CmRih_VtVAs

【3】エル・ディアブロの「誓い」

自らの能力を恐れるエル・ディアブロが、決して能力を使わないと誓うため、火のついたマッチを見つめてから消すというシーン。

【4】エル・ディアブロ、水攻めを受ける

ディアブロが大量の水でチューブから押し出され、いきなりトレーニング・センターの地面に投げ出されるシーン。メンバーが拷問を受けるシーンのひとつだったと思われる。ディアブロは部隊招集の場面でも大量の水で地面に放り出されるが、この拷問シーンと対応していたのではないだろうか。

【5】フラッグ大佐&ムーン博士のロマンス

当初、劇中にはフラッグ大佐とムーン博士の恋愛を描くシーンがより多く含まれていたようだ。その中には、犯罪者たちのファイルをフラッグが読むシーンや、ふたりがデートするシーンも存在した。

https://www.youtube.com/watch?v=CmRih_VtVAs
https://www.youtube.com/watch?v=CmRih_VtVAs

【6】キラー・クロックの背景

キラー・クロックには、その醜い見た目ゆえに日陰者として生きてきたという背景がある。ゴッサム・シティの犯罪者たちに用心棒として雇われていたクロックが、いつか権力を握ることを企んでいた矢先にバットマンと遭遇するという回想シーンのほか、クロックが廃棄されたゴミから彫刻を作るシーンもあったという。このエピソードが自らを「美しい」という場面につながったのだろう。

【7】キラー・クロック、反芻する

ヘリコプターでミッドウェイ・シティに到着した直後、気分が悪くなったクロックが半分消化したヤギを吐き出して再び食べるというシーン。近くにいた兵士が気分を害するところまでセットだったようだが、カットして正解だったのでは……。

【8】キャプテン・ブーメランの人種差別・性差別

以前のインタビューで、キャプテン・ブーメランは人種差別・性差別者だといわれていたが、完成版ではそうしたふるまいは見られなかった。当初はカタナへの差別発言が含まれていたというが、映画の性質を考慮して削除されたと思われる。きっちり痛い目に遭うし、終盤では良いキャラになることを考えると、最初にそうした要素が入っていてもよかったかも?

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューさせていただきました。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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