新映画『スーパーマン』フル予告編公開 ─ 批判され倒れるヒーロー、それでもブーツを磨き送り出す母

ジェームズ・ガンが贈る、新生DCユニバース第1弾『スーパーマン』フル予告編が公開された。
スーパーマン/クラーク・ケント(デイビッド・コレンスウェット)は、恋人でありデイリー・プラネット新聞社の同僚であるロイス・レイン(レイチェル・ブロズナハン)のインタビュー取材を受けている。スーパーマンに対してはこの頃の行きすぎた自警活動に批判の声が上がっており、国防長官が調査を開始するという。スーパーマンは戦争を止めたと考えているのだが、そこには不法行為も含まれている。正義感の違いをめぐって、クラークとロイスは意見を対立させている。
批判を受け、満身創痍になりながらも、スーパーマンは人々のために戦いを続ける。そんなヒーローに、邪悪な天才科学者レックス・ルーサーの企みや巨大怪獣たちが襲いかかる。本当の自分を決めるのは、自分自身の選択。スーパーマンは世界中の注目、期待、批判を一身に浴びながら決死の戦いに挑む。
クラークの育ての親である父ジョナサン・ケントは、そんな息子のために教えを伝える。母マーサは、息子がどんな状況であっても親としてブーツを磨いてやり、送り出す。一家庭、一記者、一人間、そして一ヒーロー。様々なコントラストを交えながら、スーパーマンが希望の空へ飛ぶ。可愛い愛犬クリプトにも注目だ。
新シリーズ映画第一弾としての独立した魅力もさることながら、早くも他シリーズとのクロスオーバーも匂わせた。リック・フラッグ・Sr.(フランク・グリロ)やホークガール(イザベラ・メルセード)、グリーンランタン/ガイ・ガードナー(ネイサン・フィリオン)は、先日公開されたばかりの「ピースメイカー」シーズン2予告編にも登場している。

『スーパーマン』は2025年7月11日(金) 日米同時公開。
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