Menu
(0)

Search

ジェームズ・ガン、『スーパーマン』版最強ミックス公開 ─ 各キャラクターが普段聴いている音楽をセレクトしたプレイリスト公開

スーパーマン
(c) &TM DC(c)2025 WBEI

新DCユニバース(DCU)を率いるジェームズ・ガンは、大の音楽好きとして知られている。映画と音楽を密接に結びつけた作品づくりを得意とし、マーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズでもサウンドトラックへの並々ならぬこだわりを見せていた。

そんなガンが、『スーパーマン』の公式プレイリストをSpotifyで公開。各キャラクターの音楽の趣味を想像しながら選曲するという、ファン心をくすぐる試みに挑戦している。

ガンは自身のXに、「それぞれのキャラクターについて、彼らがどんな人間なのか、どんな音楽が好きなのかを真剣に考えなければなりませんでした。今年はこれ以上に楽しいことはありませんでした」と投稿。添付された動画では意外にも、レックス・ルーサーのアシスタント、イヴ・テシュマッカーのプレイリストに収録されているガールポップも好きだと明かしている。

全63曲で構成されたプレイリストは、キャラクターの個性を反映した多彩なセレクションとなっている。クラーク・ケントのリストには、ジミー・イート・ワールドの代表曲「The Middle」やフローレンス・アンド・ザ・マシーンの「Shake It Out」、ジャーニーの「Don’t Stop Believin’」など、1980~2000年代の洋楽ロックファンならお馴じみの名曲がずらりと並ぶ。

一方、スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーのプレイリストは、かなり渋い。フランスの歌手セルジュ・ゲンズブールや、 オーストラリアが生んだ鬼才ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズの曲などのラインナップに加え、クイーンやデヴィッド・ボウイなどクラシックロックの定番もしっかり押さえられている。

ガンが言及したイヴ・テシュマッカーのプレイリストには、テイラー・スウィフトの楽曲が5曲も含まれており、サブリナ・カーペンターやブリトニー・スピアーズといった名前も並んでいる。どうやらイヴは、年代を問わずガールポップ全般がお気に入りのようだ。

続いて、メタモルフォはザ・ザやPILなど、パンクロック寄りの選曲が目立ち、エンジニアのプレイリストには、ナイン・インチ・ネイルズやエイフェックス・ツインといった、インダストリアル・ロックやハードエレクトロ系のアーティストが目立つ。これら全曲は、Spotifyで公開中のプレイリスト「Superman Official Playlist」に収録されている。

各キャラクターの音楽の好みを掘り下げてみると、その人物像がより立体的に見えてくるのが面白い。ジャンルも年代もバラエティ豊かなこのプレイリストは、『スーパーマン』を観に行く前の予習や、観賞後の余韻にひたるサウンドトラックとしてもぴったりだ。

『スーパーマン』は、2025年7月11日に全国ロードショー。

Source:@James Gunn  , Superman Official Playlist

Writer

アバター画像
Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly