新『スーパーマン』空撮アクションは『トップガン マーヴェリック』を参考にした ─ 小型ドローンで空中バトル撮影

空を見ろ。新DCユニバース初となる劇場映画『スーパーマン』では、ぶっちぎりのスカイアクションに期待しよう。監督のジェームズ・ガンは、同作の空撮では『トップガン マーヴェリック』を参考にしたと米Comicbook.comに語っている。
飛行能力を持つスーパーマン作品では、空中アクションが見どころとなる。ザック・スナイダー監督による『マン・オブ・スティール』でも超スピードの空中戦でファンを魅了した。
新たな『スーパーマン』でガンは、空中アクションを地上同様に活き活きとした映像に仕上げるため、その哲学や撮影方法について事前に長い文書に書きまとめたという。「『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』や『ザ・スーサイド・スクワッド』では、すべてがラフでした。空撮というのは本当に難しいのです」と振り返るガンは、「空撮に際しては、『トップガン マーヴェリック』のような映画を大いに参考にしました」と明かしている。
『トップガン マーヴェリック』といえば、戦闘機にカメラを積み込んで実際に飛行しながらリアルなドッグファイトを撮影した意欲作。『スーパーマン』でもこれに習い、CGではなく実際の撮影で空をとらえたという。

空撮では「実際にドローンを飛ばして、スーパーマンや、彼が一緒に飛行して格闘するザ・エンジニアなどの人物の周囲を撮影しました」とガン。「今ではめちゃくちゃ小型のドローンがある」といい、世界屈指のドローン操縦士を集めて、臨場感ある空中バトルシーンを撮影したのだそうだ。撮影は事前に立てた計画に則って進めつつも、撮影現場で新たに気づくアイデアも重視したという。
公開されているモーションポスターでも、空に向かって飛翔するスーパーマンの姿と「Look Up(空を見ろ」とのフレーズが描かれている。新しい『スーパーマン』は、鮮やかな空中アクションを見せ場とすることは間違いなさそうだ。
2025年夏は、劇場で飛行体験だ。新生DCユニバースの映画第一弾『スーパーマン(原題)』は2025年7月11日に米国公開予定。
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