『スーパーマン』をワーナー会長が絶賛、「ジェームズ・ガンが手がける新DCが心から楽しみ」

マーベル映画『サンダーボルツ*』のあとは、DC映画『スーパーマン』がやってくる! 今年の夏を飾るスーパーヒーロー映画であり、新DCユニバースの映画第1弾となる『スーパーマン』の完成度に、ワーナー・ブラザースの映画部門会長であるマイケル・デ・ルカが自信を表明した。
ハリウッドでプロデューサーとして長年のキャリアを誇るデ・ルカは、『スーパーマン』を手がけるジェームズ・ガンを、「彼が『スリザー』(2006)を手がけ、低予算映画を手がけ始めた頃から、ひとりのプロデューサーとして追いかけていた」と米The Wrapにて語っている。DCユニバースを刷新するうえで、ガンとピーター・サフランをDCスタジオの共同会長兼CEOに据える判断にも大賛成だったようだ。
「きちんと言っておくべきことですが、DC(スタジオ)はデヴィッド・ザスラフの直轄なので、私たちの管轄ではないんです。けれども、ピーターとジェームズの就任を強く支持しました。意見を求められたとき、“マネジメントの幹部をもうひとり入れるのではなく、ストーリーテラーの責任者が必要だ”と話したんです。」
思い描いていたのは、ピクサーのCCO(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)に『インサイド・ヘッド』(2015)のピート・ドクター監督が就任したことだった。ドクターは現在もCCOを務めるかたわら、『ソウルフル・ワールド』(2020)を監督するなどフィルムメイカーの仕事を継続している。
『スーパーマン』の公開が迫る今、デ・ルカは「彼(ガン)は本当にユニークな人物。DCは素晴らしい2人が担っていると思います」と強調する。すでに初期編集版を鑑賞しており、その出来ばえに大きな手応えを感じているようだ。
「『スーパーマン』の初期編集版を観ました。公開までにさまざまな宣伝が展開されますが、もっとも大切なことをお伝えしましょう。彼は自分の任務をきちんと理解していたのです。非常に誠実な心で、また明確な狙いをもっている。彼らが手がける新たなDCを心から楽しみにしています。」
映画『スーパーマン』は2025年7月11日(金)日米同時公開。
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Source: The Wrap