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「24」キーファー・サザーランド、復讐アクション映画で主演へ ─ 俺の掟 VS 街全体、骨太ハイテンションスリラー

キーファー・サザーランド
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14582791049/ CC BY-SA 2.0

人気アクションドラマ「24 TWENTY FOUR」の主演で知られるキーファー・サザーランドが、『ジョン・ウィック』や『ボーダーライン』シリーズを手がけたThunder Road製作の復讐アクションスリラー映画『Hour Of Reckoning(原題)』への出演交渉に進んでいることが明らかとなった。米Deadlineが報じている。

監督は、『アニー・イン・ザ・ターミナル』(2018)『インヘリタンス』(2020)などのヴォーン・スタインが務め、脚本は『ブレイク・タウン』(2020)のチャック・ハストマイアーが担当。2026年初頭の撮影開始を目指している。

主人公は引退した保安官。兄の不可解な死の真相を探るために寂れつつある故郷へ戻ると、恐怖と腐敗で支配するカリスマ的なサイコパスが率いる残虐な犯罪帝国の存在を突き止める。麻薬や人身売買の闇に深く迫る中、真実を追い求める彼の行動は激しい正義の戦いを引き起こし、一人の男の掟が町全体を敵に回すことになる。「主人公の真実の追求が腐敗との焦土作戦へと変貌していく、骨太でハイテンションな復讐スリラー」と伝えられている。

交渉が成立すれば、サザーランドは主人公の保安官役を演じる。Thunder Roadは、Midnight ExpressとSouthpawとタッグを組んで製作を担う。プロデューサーには、Thunder Roadのベイジル・イヴァニク、エリカ・リー、ウィル・フリン、Midnight Expressのマイク・ギャブラウィ、Southpawのリチャード・ルイスが名を連ねる。マット・シュレイダーのConcourse Mediaが、2025年11月第3週に開催されるAFM(アメリカン・フィルム・マーケット)で販売を開始予定。北米配給はCAA Media Financeが担当する。

スタイン監督は『Hour Of Reckoning』について、「残酷でありながらも深い人間味を湛えた物語です。正義と罪悪感、そして贖罪を描いた現代西部劇で、腐敗と暴力に立ち向かう孤独な男の物語にキーファーは重みと魂をもたらし、物語をリアルにしてくれるでしょう」とコメントしている。

Concourse Mediaのシュレイダーも、「ヴォーンとキーファーとタッグを組み、容赦ないアクションと感情の重みを兼ね備えた映画を製作できることを楽しみにしています。『Hour Of Reckoning』は、緊迫感とスケール、感動が融合した高尚なスリラーです。キーファーの圧倒的なスクリーンでの存在感と、ヴォーンの鋭く映画的なストーリーテリングは、まさに完璧な組み合わせです」と語った。

サザーランドは、80年代に『スタンド・バイ・ミー』(1986)『ロストボーイ』(1987)などで青春スターとして人気を博し、『ヤングガン』シリーズや『ア・フュー・グッドメン』(1992)などにも出演。「24」でアクションスターの座を確立し、近年は「ラビット・ホール/指名手配のスパイ」(2023)、クリント・イーストウッド監督の『陪審員2番』(2024)などでドラマ・映画界をまたいで活躍を続けている。

『Hour Of Reckoning(原題)』は、2026年初頭に撮影開始見込み。

Source:Deadline

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行。海外ドラマDIVEを運営。

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