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『スター・ウォーズ』マーベル社長の新作映画、実現は「ずっと先」 ─ 企画のきっかけはMCU版『スパイダーマン』だった

Kevin Feige / ケヴィン・ファイギ
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Kevin_Feige_(28556369381).jpg

『アベンジャーズ』などマーベル・シネマティック・ユニバース作品を手がける、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギによる『スター・ウォーズ』新作映画(タイトル未定)が実現するのは、まだ当面先になるようだ。ルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長が米Rolling Stoneにて明かした。

新作『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019年12月20日公開)でスカイウォーカー・サーガが完結を迎えるにあたり、ルーカスフィルムは現在、あらゆる新展開を検討中。ファイギがプロデュースする新作もその一環だが、ルーカスフィルムとファイギは「どんな内容になりうるのか、いつならやれるのか、ということを話し合い始めたところ」だという。「(実現は)ずっと先のことです」


以前、ファイギは自身の手がける新作映画について「ユニバースの新たな人々、新たな舞台を掘り下げ」る作品になると示唆していた。スカイウォーカー・サーガからは独立したストーリーになるとみられるが、まだ詳細は誰にも分からないということだろう。ちなみにケネディ社長いわく、ファイギによる『スター・ウォーズ』新作映画は、なんとファイギ自身の持ち込み企画だったとか。

「ケヴィンは『スター・ウォーズ』の大ファンで、そのことを公言しています。彼は、『スパイダーマン』の映画を作るために(ソニーへ)出向いた時、マーベル(・スタジオ)に限らない仕事もやれると気づいたんですよ。そこで私たちやスタジオに、“『スター・ウォーズ』の新作に参加できるような機会はありませんか”と言ってきたんです。私もすごく良いアイデアだと思いましたね。」

すなわち、マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズの事業提携による『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)にファイギが参加した際の経験が、『スター・ウォーズ』新作映画に繋がっているのだ。逆にいえば、ファイギは『スター・ウォーズ』にも『スパイダーマン』シリーズと同様の関わり方になるとみられる。

もっとも米The Hollywood Reporterは、ファイギ社長は「現在やるべきことでいっぱい」の状態だと伝えている。それもそのはず、自身が指揮するマーベル・シネマティック・ユニバースは「フェイズ4」の開幕を控え、新作映画やドラマシリーズが多数準備されているところ。一時は離脱が報じられた『スパイダーマン』シリーズの第3作(タイトル未定)にも参加するため、『スター・ウォーズ』に手を出すのが当面先になるのもやむを得ないだろう。あるエージェントは、ファイギを操る権力を持つディズニーのボブ・アイガーCEOの立場を想像して、「もしも自分がアイガーだったなら、ファイギという人間をうまく使う方法を編み出さなくてはいけません」と語ったという。

報道によると、ルーカスフィルムは2022年12月に『スター・ウォーズ』新作映画を公開する方針。脚本・製作に就任していた「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のデヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイスは降板したが、詳細は2020年1月以降に発表される予定。ファイギによる新作映画や、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)ライアン・ジョンソン監督による新3部作が繰り上げられることはないとされている。

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Sources: Rolling Stone, The Hollywood Reporter

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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