『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』監督、新3部作の製作発表にコメント「とにかく『最後のジェダイ』を好きになってほしい」

2017年11月10日、米ルーカスフィルムによって発表されたスター・ウォーズ』新たな3部作のニュースは、世界中の『スター・ウォーズ』ファン、そして映画ファンを驚かせた。これほどビジネス的に見込みのあるシリーズをディズニーが完結させるわけがない……という予想はあったものの、まさかこのタイミングで発表されることを誰が予想していただろうか。

『スター・ウォーズ エピソード9(仮題)』に続いて製作される、新たな3部作の第1弾で脚本・監督を務めるのは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』を手がけたライアン・ジョンソン。そのストーリーテリングと演出術、そして作品の完成度にはディズニーも太鼓判を押すほどだった。今回の発表を受けて、監督は自身のTwitterでその心境を述べている。

ライアン・ジョンソン監督「とにかく祈ります」

「まずは、みなさんが『最後のジェダイ』を好きになることを祈ります。とにかく今は、みなさんが『最後のジェダイ』を好きになることを心から祈っています。」

こう述べるのもやむないだろう。なぜならライアン監督は、この発表をもって「『スター・ウォーズ』の最新作を手がける監督」から「未来の『スター・ウォーズ』を担う監督」に変わったのである。そして、その第一歩である『最後のジェダイ』は、全世界の『スター・ウォーズ』ファン、そして映画ファンから腕前を試される機会となったのだ。
しかし逆に言えば、ディズニー/ルーカスフィルムは『最後のジェダイ』によほどの自信があるとみられる。そうでなければ、このタイミングでこれほど重要なアナウンスをするはずがない……。

コリン・トレボロウ監督が『エピソード9』から降板した際、一部のメディアやファンは、その後任者としてルーカスフィルムからの信頼が厚いライアン監督を予想していた。しかしライアン監督はこれを否定、結果として『エピソード9』は『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)を手がけたJ.J.エイブラムスが手がけることに決まっている。
もっとも、この降板騒動が起こった2017年9月上旬の時点で、もしかするとルーカスフィルムとライアン監督の間では「新たな3部作」の話し合いが行われていたのかもしれない。だとすれば、『エピソード9』をライアン監督が撮るという選択肢は最初からなかったのではなかろうか。

 

また2013年、J.J.エイブラムスが新3部作の第1弾『フォースの覚醒』の監督に決定したことと、このたびライアン監督が新たな3部作の監督に決まったことの大きな違いは、J.J.が『M:i:III』(2006)や『スター・トレック』(2009)といった続編・リブートの手腕などを評価されたのに対して、ライアン監督は実際に『スター・ウォーズ』を作り上げたあとだという点にある。
さらに『スター・ウォーズ』といえば、コリン監督のみならず、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)のギャレス・エドワーズ、『ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(原題:Solo: A Star Wars Story)』のフィル・ロード&クリス・ミラーという気鋭の監督が辛酸をなめたシリーズだ。こうした状況下での再起用である、ライアン監督にディズニー/ルーカスフィルムがいかほどの期待を寄せているかは十分に察することができるだろう。

映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は2017年12月15日より全国ロードショー
ところで『フォースの覚醒』から始まった3部作が「新3部作」なのだとすれば、新たな3部作をなんと呼べばいいだろうか。「新・新3部作」

Source: https://screenrant.com/rian-johnson-tweets-response-new-star-wars-trilogy/
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/6855052782/ )

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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