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『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』アナキン登場の検討あった ─ 見送られた理由とは

スター・ウォーズ/最後のジェダイ
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』ディズニープラスで配信中 © 2018 & TM Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)に、アナキン・スカイウォーカーが登場する可能性が検討されたことがあったという。そう明かしたのは、監督を務めたライアン・ジョンソン。一体、どのシーンで考えられ、なぜ見送られたのだろう?

この記事には、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のネタバレが含まれています。

ライアン・ジョンソン監督はTwitterで、『最後のジェダイ』にてアナキンのフォースゴーストをルークやレイの元に出現させる検討はあったかと尋ねられ、「木が燃えるシーンでちょっと考えた」と明かした。オク=トーで隠遁生活を送るルーク・スカイウォーカーが、ジェダイの伝説を終えるべく、フォースの木とジェダイの聖典を燃やそうと決意したところ、躊躇したすきにフォースゴーストとなって現れたヨーダが雷を落として燃やす場面だ。

ジョンソン監督によれば、このシーンにアナキンのフォースゴーストが出現する案もちらりとあったということだ。採用されなかった理由は、「ルークにとっては、アナキンというよりベイダーとの関係だったから。あの瞬間で見せるにしては、ややこしくなってしまう」から。確かにルークがアナキンとしての父と会ったのは、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)ラストシーン、死の直前の場面のみ。仮にプリクエル3部作のヘイデン・クリステンセンがアナキン役を再演して登場したとしても、ルークはその姿に困惑しただろう。「あの瞬間、もっとインパクトのある師はヨーダだと思った」、と監督は説明している。

ちなみに監督は以前にも、マスター・ヨーダを再登場させた理由について「ルークの物語がどうなるかを考えたとき、誰かに戻ってきてもらって尻を叩いてもらうことが、あの島での彼の最後の鼓動になると考えたんです。それなら、ヨーダがピッタリだ」と語っていたことがある

Source:@rianjohnson

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