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ドラマ版『スター・ウォーズ』は新たな登場人物、新たな舞台設定で ― 『ジェダイの帰還』以降『フォースの覚醒』以前描く

スター・ウォーズ

2019年に米国で始動するディズニーの映像配信サービス、その目玉コンテンツとして注目が集まっているのが、ついに実現するドラマ版『スター・ウォーズ』(タイトル未定)だ。この作品で脚本・製作総指揮を兼任するのは、『アイアンマン』(2008)や『ジャングル・ブック』(2016)を手がけたジョン・ファヴロー。米Nerdistの取材にて、彼は新しい情報を明かしている。

『ジェダイの帰還』以降、『フォースの覚醒』以前描く

脚本家・映画監督・俳優として活躍するファヴローは、映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に声優として出演。同作のワールド・プレミア、そのレッドカーペットにてドラマ版の設定を語ってくれたのである。

「(スター・ウォーズで)まだしっかりと描かれていない時代が舞台となります。ヤヴィンの戦いから約7年後、ですから『ジェダイの帰還』よりも後、エピソード7(『フォースの覚醒』)以前の話になりますね。登場人物は全員新しいキャラクター、新しい惑星が舞台ですので、完全に新しい作品になりますが、(スター・ウォーズの)年表にはきちんとフィットしますので。」

『エピソード4/新たなる希望』(1977)で描かれたヤヴィンの戦いから7年後…ということは、厳密にいえば『エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)からは約3年後の物語ということになるだろう。オリジナル3部作の出来事はドラマ版のストーリーに大きな影響をもたらすのか、それとも……?

同じくワールド・プレミアでの取材によれば、すでにファヴローはファースト・シーズンの半分を執筆し終えているという。全話の脚本をファヴローが執筆しているのか、あるいは複数人が担当しているのかはわからない。ちなみにドラマ版への就任が決まる以前、ファヴローは4種類の脚本を執筆してディズニー/ルーカスフィルムに提出していたとか……。とにかく並々ならぬ気合いであることは間違いないだろう。

ドラマ版『スター・ウォーズ』(タイトル未定)の配信時期、キャスト・スタッフなど詳細情報は不明。
なおファヴローが出演する映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は2018年6月29日より全国ロードショー。

Sources: Nerdist, ComingSoon.net

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。