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ドラマ版『スター・ウォーズ』製作総指揮はジョン・ファヴロー!『アイアンマン』『ジャングル・ブック』監督、『ハン・ソロ』出演も

ジョン・ファヴロー
Jon Favreau (Disney/Image Group LA) https://www.flickr.com/photos/disneyabc/35816016761/

米ルーカスフィルムは、「スター・ウォーズ」初のドラマシリーズの製作総指揮として、映画『アイアンマン』(2008)や『ジャングル・ブック』(2016)を手がけたジョン・ファヴローを起用することを発表した。同作は、2019年秋に米国で開始される、ディズニーによる映像配信サービスの目玉作品となる。

映画監督・脚本家・俳優として活躍するファヴローは、マーベル・シネマティック・ユニバースにて『アイアンマン』『アイアンマン2』(2010)を手がけたほか、ディズニーの実写映画『ジャングル・ブック』でその手腕を発揮。現在は実写版『ライオン・キング(原題:The Lion King)』の製作にあたっている。
「スター・ウォーズ」シリーズでは、これまでアニメ『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』にてプレ・ヴィズラ役の声を担当したほか、新作スピンオフ映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(6月29日公開)でもエイリアン役の声優を務めている

ジョン・ファヴロー
Jon Favreau (Disney/Image Group LA) https://www.flickr.com/photos/disneyabc/35816016761/

ドラマ版『スター・ウォーズ』、クリエイターの登竜門に?

このたびファヴローは、ドラマ版『スター・ウォーズ』(タイトル未定)で製作総指揮・脚本を兼任する。これまでシリーズの大ファンを公言してきた彼は、ドラマの世界でどんな物語を紡ぎ出してくれるのだろうか。就任にあたって、ファヴローは以下のコメントを発表している。

「もし11歳の自分に“スター・ウォーズ・ユニバースで物語を描けることになるぞ”と伝えても、僕はきっと信じないでしょうね。このエキサイティングな冒険に出かけるのが楽しみでなりません。」

またルーカスフィルムのキャスリーン・ケネディ社長は、ドラマ版のプロデュースと脚本をファヴローが手がけることへの喜びを声明として発表した。

「ジョン(・ファヴロー)はプロデュースと脚本の才能、そしてスター・ウォーズ・ユニバースで物語を雄弁に描き出す力を見事に持ち合わせています。このシリーズは、ジョンにさまざまな脚本家や演出家と仕事をしてもらうことで、ルーカスフィルムに確固たる才能の基盤を作る機会となるでしょう。」

この言葉からは、ケネディ社長がドラマ版『スター・ウォーズ』を単なるシリーズとしてではなく、今後の長いシリーズ/ユニバース展開を支えるクリエイターの登竜門として捉えているであろうことがうかがえる。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)のライアン・ジョンソン監督による新3部作、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の製作陣による新シリーズとあわせて、フレッシュな顔ぶれで『スター・ウォーズ』はさらなる展開を迎えることになるだろう。

なおディズニーは、自社の映像配信サービスで複数の『スター・ウォーズ』作品を進行している。ファヴローが手がけるシリーズのほか、異なるプロジェクトの動向にも引き続き注目する必要がありそうだ。

ドラマ版『スター・ウォーズ』(タイトル未定)の配信日やキャスト・スタッフなど詳細は不明。

Source: http://www.starwars.com/news/jon-favreau-to-executive-produce-write-live-action-star-wars-series
Eyecatch Image: Jon Favreau (Disney/Image Group LA) https://www.flickr.com/photos/disneyabc/35816016761/

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。