シドニー・スウィーニー、「美人じゃない、演技もできない」と中傷したプロデューサーに反撃

映画『マダム・ウェブ』や人気ドラマ「ユーフォリア/EUPHORIA」に出演し、今やハリウッドで最も注目を浴びる若手俳優の1人であるシドニー・スウィーニー。そんな彼女のルックスや演技を酷評したハリウッドのプロデューサーに対し、スウィーニー側の代理人が怒りの声明を発表した。

スウィーニーに対して「美人じゃないし、演技もできない」と中傷したのは、『戦慄の絆』(1988)や『花嫁のパパ』シリーズなどを手がけたベテラン・プロデューサー、キャロル・バウムだ。この件は、米Daily Mailの報道で明らかとなった。
米New York Timesの映画評論家との対談の中で、「今、誰もが愛する女優がいます。それはシドニー・スウィーニーです。私はシドニー・スウィーニーのことを理解できません」と語り始めたバウム。「彼女が何者なのか、なぜ皆が彼女を話題にしているのか知りたかった」ため、飛行機の中でスウィーニー主演のロマコメ映画『恋するプリテンダー』(2023)を観たのだそう。同作についても、「観るに堪えない映画」とこき下ろしている。
また、南カリフォルニア大学の非常勤講師を務めるバウムは、自身のクラスでもスウィーニーをやり玉に挙げていた模様。その時の様子を、次のように語った。
「私はクラスで、“この娘(スウィーニー)について説明して下さい。彼女は美人じゃないし、演技もできない。なぜ彼女がこんなにホットと言われているのか?”と聞いたんです。誰も答えられませんでした。」
こうした中傷コメントを受けて、スウィーニーの代理人はバウムに反撃。米Varietyに次の声明を発表した。
「専門知識と経験を共有する立場にある女性が、他の女性を攻撃することを選ぶとは、なんと悲しいことでしょう。もしそれが、彼女がこの業界で何十年も学んできたことで、学生たちに教えるべき適切な内容だと感じているなら、それは恥ずべきことです。他の女性プロデューサーへの不当な中傷は、バウムさんの人柄について多くを物語っています。」
Varietyによれば、これに対してバウムの代理人は「すぐにコメント要請に応じなかった」とのこと。一方、米TMZは、バウムは「すでにこの件に関して後悔の念を表明」しており、「当初のコメントをしなければよかったと思っている」と伝えている。
ちなみに、バウムが酷評した『恋するプリテンダー』は、世界で2億1800万ドルの興行収入を記録するサプライズ・ヒットとなった。スウィーニーは同作に続いて製作・主演を務めるホラー映画『Immacurate(原題)』が控えており、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍中だ。
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Source:Daily Mail,Variety,TMZ