恐怖の憑依チャレンジ、実際の本編映像がこちら ─ A24新作ホラー『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』絶対に真似してはいけない

2023年のサンダンス映画祭で話題を呼び、新進気鋭の製作・配給スタジオ「A24」配給で全米大ヒットを記録した注目のホラー映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』より、恐怖の憑依チャレンジを初体験する主人公に霊が憑依してしまった様子を捉えた、不気味な本編映像が到着した。
2年前に母親を亡くしその死と向き合えないでいる主人公の高校生ミア(ソフィー・ワイルド)は、気晴らしに周りで流行っているゲームに参加する。そのゲーム「#90秒憑依チャレンジ」は、呪物の“手”を握り「トーク・トゥ・ミー(話したまえ)」と唱えると霊が出現し、“入るを許す”と告げると、その霊が憑依するというもの。本編映像では、“トーク・トゥ・ミー”という呼びかけで現れた霊の余りの不気味さにうろたえ手を離してしまったミアが、恐る恐る再びチャレンジに挑戦する姿が捉えられている。ミアが“入るのを許す”と告げ、強く手を握った瞬間、彼女の体に何者かの霊が憑依する。

その瞳孔は不自然に開き、放心状態に陥ったミアは不穏な動きをしたかと思えば、本来の彼女とはまるで違うダミ声で笑い始める。その不審な様子に笑いながらスマホを向ける仲間たち。体内の深くに霊が入り込んだミアはさらに謎めいた挙動をし始めていき……。

ダニー&マイケル・フィリッポウ監督が、近所に暮らす年下の少年が初めてドラッグをやった際に、彼が床に倒れて痙攣しているにもかかわらず、周りの友人たちが笑いながらその様子を撮影する姿を目の当たりにした時に感じた“恐ろしい”という感情が、この映画の出発点になっているという。脚本も担当したダニーは、本作における恐怖描写について「この映画のホラー描写はすべて、僕の個人的な“恐れ”に根差しています」と語る。

その上で、映画と登場人物たちに真実味を持たせる上で霊に取り憑かれる場面が特に重要だと考え、VFXを駆使することになった。手を握る時の微妙な動きや瞳孔の開きなどでVFXが助演的な役割を果たしたのに加えて、霊が憑依した状態での身体的特徴の変化を表すために憑依中に発せられる“声”には声優を起用するなどこだわりもちりばめられた。
映画『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』は、2023年12月22日公開。
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