クエンティン・タランティーノ、新作はソニー・ピクチャーズより世界配給へ!決め手は「映画愛」?

『レザボア・ドッグス』(1992)、『パルプ・フィクション』(1994)、『キル・ビル』(2003-2004)、『イングロリアス・バスターズ』(2009)、『ジャンゴ 繋がれざる者』(2012)、そして『ヘイトフル・エイト』(2015)など。撮るものすべてが代表作といっていい映画監督、クエンティン・タランティーノの最新作がソニー・ピクチャーズから全世界で配給されることがわかった。

タランティーノが長年タッグを組んできた大物プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ・性的暴行疑惑が報じられたことをきっかけに、新作の配給権をどのスタジオが担うかという問題は業界の大きな関心事となっていた。ディズニーを除く大手各社が権利争いを繰り広げるなか、タランティーノの心を射止めたのはソニーだったのである。


タランティーノ新作、トム・クルーズ&ブラピ&ディカプリオが出演候補に ― 配給権争いも終盤戦へ

タランティーノの新作をソニー・ピクチャーズが配給するという情報は、2017年11月17日(米国時間)に米Deadlineが報じたのち、ソニー・ピクチャーズ会長のトム・ロスマン氏が認めたものだ。以前の情報では、同社は広報戦略や海外配給の強みをタランティーノにアピールすることで権利獲得を実現する戦略だったという。ロスマン氏によれば、タランティーノは同社の広報・配給に関するプレゼンテーションに感銘を受けていたということだ。

その一方でDeadlineは、ソニーが配給権をつかんだきっかけはロスマン氏の映画史に対する深い知識にあったとも記している。映画監督であり、それ以上の大の映画オタクであることでも知られているタランティーノは、映画について深く語り合えるだけのロスマン氏の知識と愛情を信頼した部分があるのかもしれない。

 

タランティーノによるこのたびの新作は、1960年代後半~1970年代前半を舞台に、凶悪殺人を指揮したチャールズ・マンソン(11月19日に獄中で病死)の事件を背景とした物語。被害者の一人である女優シャロン・テート役にマーゴット・ロビーの名前が挙がっているほか、主人公の男性2人をブラッド・ピットレオナルド・ディカプリオトム・クルーズという顔ぶれが演じる可能性があるという(3名全員が出演するのか、2人なのか、あるいは1人だけかはわからない)。プロデューサーには『ハリー・ポッター』シリーズ(2001-2011)のデヴィッド・ハイマンが参加する。
なお、本編の撮影は2018年半ばより開始され、2019年の劇場公開が予定されているということだ。

Source: http://deadline.com/2017/11/quentin-tarantino-sony-pictures-wins-auction-charles-manson-margot-robbie-tom-cruise-brad-pitt-leonardo-dicaprio-1202210597/
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore ( https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19702707206/ )

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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