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タランティーノ、マーベルを批判「あれは映画スターじゃない」 ─ 『シャン・チー』シム・リウが反論

Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Simu_Liu_%2848469082216%29.jpg

『シャン・チー』シム・リウ、タランティーノへ反論

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』シム・リウはタランティーノの批判発言に対し、Twitterで「もしもスターになれる映画がタランティーノ作品やスコセッシ作品だけだったら、僕なんかは4億ドル超規模の映画の主役には絶対なれなかったと思う」と自身の境遇から意見。「僕は、彼らの映画作りの才能に畏敬の念を抱いてる。彼らは芸術家として卓越している」とのリスペクトは示しつつも、「僕のことや誰かのことを言われたくはない」とした。

「完璧な映画スタジオなんてない。でも、あらゆるコミュニティの人々を鼓舞し、感動を与えるヒーローたちを創造し、スクリーンの多様性を促進する努力をずっと続けている人たちと一緒に仕事ができることを、僕は誇りに思ってる。」

最後にリウは「僕だって“黄金時代”は好きだよ…」と続け、タランティーノの近作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)でも描かれた時代への理解を示しながらも、「でも、それだって白すぎる」。タランティーノの業界構造批判に、別の側面から反駁を与えた。

なおタランティーノは、以前にもスーパーヒーロー映画を監督しないことについて「雇われの身にならなければいけないでしょう。僕は雇われの身ではありません。仕事を探しているわけではない」と述べ、自身の仕事観がいかに異なっているかを話していたことがある

Source:Mediaite

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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