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『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』チャニング・テイタム、ガンビット再演とは認めず ─ 「あれは僕の椅子、ガンビットの椅子じゃない」

チャニング・テイタム
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/35732523270/

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『デッドプール&ウルヴァリン』(2024)でガンビット役を演じたチャニング・テイタムが、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』での再演について語った。

旧20世紀フォックス製作『X-MEN』シリーズで長らく登場が計画されていながら、とうとう実現していなかった“チャニング・テイタム版ガンビット”。本人にとっても悲願を叶えての初登場となった『デッドプール&ウルヴァリン』ではファンの評価も高く、早くも再登場が待ち望まれている。

3月27日に実施された『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』のキャスト発表では、5時間にわたるライブ配信のなか、キャストの名前をプリントしたディレクターズチェアが次々に登場。そのなかに「チャニング・テイタム」の名前があったことから、ガンビットが再び登場するものと思われる。

もっとも、米Extraの取材にて「ガンビットの再登場ですが」と迫られたテイタムは「何を言っているのかわからないですけど……」ととぼけた。

「僕に保証されているのは椅子だけですから。僕の椅子はあるらしいから、少なくとも、その椅子から映画を観ることはできる……。(椅子には)僕の名前だけがあって、厳密には“ガンビット”じゃないので。つまり、僕は“イエス”か“ノー”のどちらかの世界で仕事をしていて、ひとまず映画を観るための椅子だけは保証されている。今はそういう感じです。」

すなわち、『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』にテイタムは出演するが、それがガンビットとは限らない……現時点でのアナウンスでは確かにその通りだ。マルチバースゆえ、ガンビット以外のキャラクターをテイタムが演じる可能性もゼロではない。しかしこのコメントからは、ガンビットの再演についても口にできないほどの厳しい秘密主義がうかがえる。

最後にインタビュアーが「映画を観るのを楽しみにしています」と口にすると、テイタムは「同じです。僕も同じ」と付け加え、「僕も映画を観たいですよ」と笑い声をあげた。

『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』には、旧『X-MEN』シリーズからプロフェッサーX役のパトリック・スチュワート、マグニートー役のイアン・マッケラン、サイクロップス役のジェームズ・マースデン、ミスティーク役のレベッカ・ローミン、ナイトクロウラー役のアラン・カミング、ビースト役のケルシー・グラマーが登場する。デッドプール役のライアン・レイノルズ、ウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンの出演は不明だ。

映画『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』は2026年5月1日に米国公開予定。

Source: Extra(1, 2

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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