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「東京コミコン2019」『ターミネーター2』T-800とジョン・コナーのバイク、衣裳&特殊メイクの貴重展示

東京コミコン2019
©THE RIVER

2019年11月22日(金)~24日(日)開催の「東京コミコン2019」(幕張メッセ)に、アーノルド・シュワルツェネッガー主演『ターミネーター』シリーズから充実の展示品が登場。“前作”にあたる傑作『ターミネーター2』(1991)から、バイクや衣裳、特殊メイクまでが揃った。

ファット・ボーイ&XR100R

東京コミコン2019
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ハーレイ・ダビッドソンのファット・ボーイは、劇中でジョン・コナーがT-1000に捕まってしまう寸前の救出劇に欠かせない存在であり、同時に映画のプロモーションにも大きく貢献した一台だ。なにしろポスターには、バイクにまたがったシュワルツェネッガーの姿が登場していたのである。車体のフロントフェンダー、リアフェンダーには、撮影による凹みや傷が残っている。

かたやホンダのXR100Rは、T-800&T-1000を巻き込んだチェイスのさなか、ジョン・コナーが乗っていたもの。ジェームズ・キャメロン監督がジョン・コナー役のエドワード・ファーロングに贈ったもので、長らくファーロングが所有していたことを示す公正証書が付属している。表面の錆びや経年劣化が確認できるものの、車体に復元は加えられていない。

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T-1000 コスチューム

東京コミコン2019
©THE RIVER

『ターミネーター2』でT-1000役を演じたロバート・パトリックのコスチューム。手の部分も、胴体部も、細かいディテールにキャラクターが支えられていることがわかる一着だ。

東京コミコン2019
©THE RIVER
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T-800 エフェクトマスク

東京コミコン2019
©THE RIVER

この「T-800エフェクトマスク」は、特殊効果の重鎮スタン・ウィンストンのスタジオにて製作された。頭部はシリコンとプラスチックによって作られており、映画のクライマックスで付けられる傷跡が刻まれ、T-800の頭蓋骨はほとんど皮膚の下に露出している。徹底されたディテールは、スタン・ウィンストンのチームがいかなる技術と能力を有していたかを証明するもの。『ターミネーター2』という伝説の映画においても、とりわけ貴重な一品だ。

「東京コミコン 2019」開催概要

会期 2019 年 11 月 22 日(金)~11 月 24 日(日)
※11 月 22 日(金)12:00~20:00
※11 月 23 日(土)10:00~20:00
※11 月 24 日(日)10:00~18:00
会場 幕張メッセ 9・10・11 ホール (〒261-0023 千葉県千葉市美浜区中瀬 2-1)
 

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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