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「ストレンジャー・シングス」ジョセフ・クイン&ジェイミー・キャンベル・バウアー、『東京コミコン2022』ステージで仲良しぶり見せつける

東京コミコン2022 ジョセフ・クイン ジェイミー・キャンベル・バウアー ステージ

「ストレンジャー・シングス」舞台裏話

ジョセフはヴェクナ役へと変身するために、8時間もかけてメイクをするという。1日のスケジュールは「日による」としながら、「だいたい朝2~3時に起きて仕事に向かうんです。本当にキツい(笑)」と苦労を語る。「メイクは7時間半くらいかかって、朝10時や11時から撮影が始められるようになり、撮影はそこから10時間くらい。もっと短いことあるけど。日によるし、誰が出るかにもよります。18歳以下の子どもはそんなに長時間働くことができないから。でも、大体10時間かな。そこからまた数時間かけて(スーツを)脱ぐんです。それで18時間くらいかかることになる。最終日なんて、23時間も現場にいましたよ」。

なんとも大変そうだが、「僕は好きですよ」とジェイミー。「楽しく過ごしています。『ストレンジャー・シングス』でご一緒したアシスタントと、最近別の映画でも一緒にやることになったり。現場に一番乗りして、現場を歩き回って、マッドネスが始まる前に説明を受けられるし。そういう機会があると、とても居心地がよくって、楽しくて……、すみません、僕、喋りすぎてますよね」。通訳を兼ねるMCの方に「グッドラック!」とエールを送る。

東京コミコン2022 ジョセフ・クイン ジェイミー・キャンベル・バウアー ステージ

通訳を伝えている最中も笑いが漏れていたジェミー。「なぜ笑っているの?」と確認されると、「だって、長く答えすぎちゃって、申し訳なくって」と苦笑い。

続いてジョセフは、劇中で象徴的だったエディの悪魔的なポーズを選んだ理由について尋ねられた。ジョセフは「もともと脚本に書かれていたので、僕の功績は全くないんです」と断り、「ただファニーフェイスをしてほしいってことで。悪魔要素があったかはわからない」。「(回答は)これくらいの長さだよ」とジェイミーをイジると、ジェイミーも「すみません、すみません」とまたまた苦笑いを見せた。

観客に向かってポーズを披露してはどうかとの提案に、「ジェイミーが一緒にやってくれるなら……」とジョセフ。ジェイミーは「やるよ、一緒にやる」と答え、2人でポーズを披露。会場からは大きな拍手と笑いが巻き起こった。

東京コミコン2022 ジョセフ・クイン ジェイミー・キャンベル・バウアー ステージ

ポーズは脚本に書かれていたものとのことだが、「すごくあなたらしいですよね」とのMCの声にジョセフは、「それはありがとう」と笑顔。「混沌的でね」とジェイミーが加えると、「悪魔的だよ」とジョセフは答える。

ジョセフはエディ役を演じる際、長髪はウィッグを被って演じた。今後、ジョセフのように髪を伸ばす予定はある?「それはわからないですね。いつかはあるかもしれないけど、今のところはこんな感じ」とジョセフ。エディ役のウィッグの着用のため「4時半に起きて……いや、冗談です」とユーモアを挟み、実際には30分ほどで着用できるのだと話した。

「ストレンジャー・シングス」劇中ではメタリカの「Master of Puppets」を演奏する最高の見せ場が与えられたジョセフ。「あのシーンは英雄的だったよね」とややドヤ顔気味でジョセフが話すと、ジェイミーはくすぐったそうに笑う。「撮影はすごく楽しかった。あんな見せ場をもらえることはなかなかないんです。脚本でこのシーンを読んだ時から、すごく面白いことになりそうだと思っていました」。

バンドを組むなら、どのキャストをメンバーに誘うか?との質問に、ジョセフはすぐさま隣のジェイミーを指名。そして2人でジョー・キーリー、マヤ・ホークの名を挙げ、「でも僕は君とやりたい」とジョセフ。ジェイミーは「ありがとう。でも僕がバンドを乗っとるから、解散しちゃうと思う。ごめんね」と答え、2人で笑い合った。

ファンからの質問として、「『スウィーニー・トッド』での歌声が素晴らしかったので、生で歌ってみてもらえませんか」とリクエストされたジェイミー。しかし、「ノー!」と大笑いで断り、「だめ、怖いよ。随分前だし」と照れ笑い。「当時は18歳だったけど、もう34歳なんだもん。恥ずかしいからできないよ。でもありがとう、嬉しいです」。

東京コミコン2022 ジョセフ・クイン ジェイミー・キャンベル・バウアー ステージ

将来的にミュージカル作品にまた出演したいと話すジェイミー。「良いドラマ、良い映画があればぜひやりたい。ミュージカルは大好きです。日本へのツアーもやりたいです!」と会場を盛り上げた。ミュージシャンとしても活動するジェイミーだが、「僕の音楽を知ってくださってる方もいて、信じられない思いです。すっごく変な感じ。自分のベッドルームで作っている音楽なのに、『あなたの曲が好きです!』なんて言ってもらえて。『えぇっ!嬉しい!』って感じです」。

ジョセフは「最高の3日間、日本も東京も大好きです。温かく迎えてもらえて本当に嬉しいです。また戻ってきたい」、ジェイミーは「特別な時間をありがとうございます。さっきも言いましたが、僕ら2人はずっと日本に来たかったんです。ここに来て、素晴らしい人々と出会えてよかったです」とコメント。

最後に「ストレンジャー・シングス」シーズン5の状況について尋ねられると、ジョセフは「エピソード1のタイトルは『The Crawl』。それくらいで、あとはお話しできることはありません。だって、僕も何も知らないんです。ずっと秘密にされているんです」と語り、「またいつものようにティザーや写真が出てくると思います。僕は皆さんと同じくらいのことしか知りません」と話した。

東京コミコン2022 ジョセフ・クイン ジェイミー・キャンベル・バウアー ステージ

シーズン5を待つ間は「僕の音楽を聴いて待ってて!2年かかるけど。頑張って!」と話したジェイミー。最後にジョセフと揃ってポーズを決め、手を振って颯爽とステージを去った。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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