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鬼才ジム・ジャームッシュのゾンビ映画、2020年春に日本公開決定 ─ アダム・ドライバー&ビル・マーレイ主演『The Dead Don’t Die』

デッド・ドント・ダイ
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『パターソン』(2016)や『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(2013)、『ブロークン・フラワーズ』(2005)などの鬼才ジム・ジャームッシュ監督による3年ぶりの新作映画、『The Dead Don’t Die(原題)』が2020年春に全国公開されることが決定した。

2019年5月14日から開催される第72回カンヌ国際映画祭のオープニング作品&コンペティション部門作品として上映される本作は、長年インディペンデント映画界に君臨するジャームッシュが初めてゾンビ映画を手掛けたことで話題沸騰中だ。物語の舞台はアメリカの田舎町センターヴィル。3人だけの警察署で働くロバートソン保安官(ビル・マーレイ)とピーターソン保安官代理(アダム・ドライバー)は、たわいのない住人トラブルに追われる日々を過ごしていたが、街にゾンビが出現したことから思わぬ事態に巻き込まれていく……。

ピーターソン保安官代理を演じるのは『パターソン』に続いての登板となるアダム・ドライバー。ロバートソン保安官役のビル・マーレイは本作でジャームッシュ監督と3度目のタッグとなる。さらにティルダ・スウィントンやクロエ・セヴィニー、スティーヴ・ブシェミ、トム・ウェイツ、セレーナ・ゴメス、ダニー・グローバー、イギー・ポップ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズという、ジャームッシュ作品でおなじみのキャストから気鋭の若手まで豪華な顔ぶれが集結した。

ジャームッシュ監督はカンヌ映画祭の常連者であり、『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(1984)でカメラドール(新人監督賞)を、『コーヒー&シガレッツ』(2003)が短編部門のパルムドールを、『ブロークン・フラワーズ』でグランプリを受賞。『ダウン・バイ・ロー』(1986)や『ミステリー・トレイン』(1989)、『デッドマン』(1995)、『ゴースト・ドッグ』(1999)、そして『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』『パターソン』(16)がコンペティション部門に、オムニバス『10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス』(2002)がある視点部門に出品されている。話題のゾンビ映画で、ついにパルムドール受賞を果たすことになるのか…?

映画『The Dead Don’t Die(原題)』は2020年春、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー

米国版予告編はこちらでチェック

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THE RIVER編集部THE RIVER

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