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『007』シリーズ最新作『BOND 25』ダニエル・クレイグが負傷、撮影を一時中断 ─ 英報道

BOND 25(仮題)
Jasonbellphoto

『007』シリーズの最新作『BOND 25(仮題)』の撮影が、ジェームズ・ボンド役ダニエル・クレイグの負傷によって中断されているとの情報が入ってきた。英The Sunが伝えている。

ダニエルは先週(2019年5月5~11日)ジャマイカでの撮影に参加し、スーツ姿で全力疾走するシーンで転倒、足首に激しい痛みを訴えたとのこと。ダニエルはすでにアメリカに移動しており、専門医による検査を受けているという。

BOND 25(仮題)
RUSH PHOTOGRAPHY JA

The Sunの取材によれば、『BOND 25』のジャマイカでの撮影はすべて終了済み。ただしダニエルの負傷を受けて、今週末(2019年5月16日頃)からイギリスのパインウッド・スタジオにて実施される予定だった撮影はキャンセルされたという。

本作の撮影は一時的に中断されているとみられるが、今回の一件が製作スケジュールにどのような影響を与えるかはわかっていない。ひとまず今回の報道は第一報と理解し、事実関係や今後の動向についてはスタジオなどの正式発表や続報を待つべきだろう。なお、ダニエルやプロデューサー陣は中断期間が長期に及ばないことを望んでいるとされる。

過去にもダニエルは、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)で顔面を強打、『007 慰めの報酬』(2008)で肩の筋断裂と指先端の切断、『007 スペクター』(2015)では膝関節の負傷を経験している。本作を含めると5作品中4作品で撮影中に怪我を負っていることになり、過去に本人は「僕の右肩は復元されたものだし、両膝は手術しているし、親指は負傷しているんです」と語ったこともあった。とにかく今は治療に集中し、万全の状態で撮影に復帰されることを祈るばかりだ。

『BOND 25(仮題)』

ジェームズ・ボンドは現役を退き、ジャマイカで穏やかな日々を過ごしていた。しかし、そんな毎日は長くは続かない。ある日、旧友のCIAエージェントであるフェリックス・ライターが、誘拐された科学者を救い出してほしいとボンドのもとを訪ねてきた。想像を超える過酷なミッションによって、ボンドは危険な最新技術を操る正体不明の敵へと導かれていく……。

BOND 25(仮題)

本作にはジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグをはじめ、M役のレイフ・ファインズ、ビル・タナー役のロリー・キニア、Q役のベン・ウィショー、ミス・マネーペニー役のナオミ・ハリス、マドレーヌ・スワン役のレア・セドゥ、フェリックス・ライター役のジェフリー・ライトが続投。悪役は『ボヘミアン・ラプソディ』(2018)ラミ・マレックが演じ、『ブレードランナー2049』(2017)などのアナ・デ・アルマス、『キャプテン・マーベル』(2019)ラッシャーナ・リンチらが新キャストとして登場する。

監督は『ビースト・オブ・ノー・ネイション』(2015)のキャリー・フクナガ。脚本には『007 ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999)以降の全作品を手がけるニール・パーヴィス&ロバート・ウェイド、『ボーン・アルティメイタム』(2007)のスコット・Z・バーンズ、「Fleabag フリーバッグ」(2016-2019)「キリング・イヴ/Killing Eve」(2018-)のフィービー・ウォーラー=ブリッジが参加している。

映画『BOND 25(仮題)』は2020年 日本公開予定。

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Source: The Sun

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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