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『テッド・バンディ』30人殺害した凶悪犯役、ザック・エフロンが適任だった理由 ─ 監督「ほかには考えられない」

テッド・バンディ
©2018 Wicked Nevada,LLC

『グレイテスト・ショーマン』(2017)ザック・エフロンが、30人以上の女性を惨殺したとされる実在の連続殺人鬼を演じる実話映画『テッド・バンディ』。2019年12月20日(金)に待望の日本公開を迎えた本作より、撮影のメイキングとジョー・バリンジャー監督のインタビューを収めた特別映像が到着した。

“シリアルキラー”の語源になった稀代の殺人鬼テッド・バンディは、IQ160の頭脳と美しい容姿を併せ持ち、司法とメディアを翻弄。女性からは恐怖の対象でしかないが、刑務所には連日多くのファンレターが寄せられるなど、魅惑的なカリスマ性も持ちあわせていた。死刑判決を3度受けるも徹底して無罪を主張、容疑者でありながら法的能力を認められ、自らの弁護士として法廷に立ったテッドは、ロースクールに通った成果を存分に発揮する……。

『テッド・バンディ』は世界を震撼させた殺人犯の裏側へと迫りながら、バンディの長年の恋人の視点を通して“善人”としての姿を描き、観客を予測不可能な迷宮に誘い込む問題作。日本以外ではNetflixで配信となり、日本のみ劇場公開となった注目作だ。

今回のメイキング映像で、テッド(ザック・エフロン)とリズ(リリー・コリンズ)が恋に落ちるシーンの撮影中、バリンジャー監督はザックに「不気味さはわずかでいい」と指示を出す。「ザックの魅力を活かしつつ、観客の予想を裏切りたかった」と語る制作陣にとって、これまでミュージカルやコメディに出演してきたザックこそ、まさに“理想のテッド・バンディ像”を体現できる役者。監督は「ほかに考えられない」とさえ話しているのだ。

テッド・バンディ
©2018 Wicked Nevada,LLC

THE RIVERのインタビューで、バリンジャー監督は、ザックについて「あらゆる世代に人気がある、誰からも好かれる人物のひとり。非常に優れた俳優でありながら、その幅の広さを示すチャンスを与えられてこなかった人でもある」と述べ、全幅の信頼を明かしている。「ザックの性質は、万人に愛される人物として、また特定の層からは“絶対に間違ったことをしない人”だと思われる人物として、作品のポテンシャルを高めてくれると思いました」。

なお、本作でザックが行った役づくりのひとつが“差し歯”。実際の裁判で一番のキーポイントとなったのが歯型だったこともあり、ザックは下の歯を差し歯に変えて法廷シーンに臨んでいる。うっかり下の歯と上の歯を間違えてカメラに説明してしまう、お茶目な一面も収められているのでこちらにも注目だ。

ジョー・バリンジャー監督、必読インタビューはこちら

『テッド・バンディ』

1969年、ワシントン州シアトル。テッド・バンディ(ザック・エフロン)とシングルマザーのリズ(リリー・コリンズ)は、あるバーで恋に落ちた。テッドとリズ、彼女の幼い娘モリーは幸せな生活を築いていくが、日常は突然に崩れ去る。車の信号無視で警官に止められたテッドが、後部座席にあった道具袋を疑われて逮捕されたのだ。テッドにかけられたのは、マレーで起きた誘拐未遂事件の容疑。犯人の車としてテッドの愛車と同じフォルクスワーゲンが目撃されていたほか、犯人の似顔絵はテッドによく似ていた。リズは混乱し、テッドはまったくの誤解だと説明するが、やがて事件の真相が明らかになっていく。

テッド・バンディ役で主演を務めたのは、爽やかなイメージを完全に脱却し、演技派俳優としての評価を一気に高めたザック・エフロン。テッドの恋人リズ役にリリー・コリンズ、判事役に名優ジョン・マルコヴィッチ、そのほかカヤ・スコデラリオやハーレイ・ジョエル・オスメントら豪華キャストが揃った。監督はドキュメンタリー作家のジョー・バリンジャー。記録映像やインタビューなどを通じてテッド・バンディに迫ったNetflixオリジナル作品「殺人鬼との対談:テッド・バンディの場合」も手がけ、劇映画とドキュメンタリーの双方からテッド・バンディという人物を徹底的に掘り下げる試みに挑戦した。

映画『テッド・バンディ』は2019年12月20日(金)よりTOHOシネマズシャンテほか公開中

こちらは米国版予告編

Writer

THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

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